糖尿病合併症

睡眠の質の低下は高血糖やインスリン抵抗性につながる

2011.11.14

　睡眠と糖尿病との関連を調べた米国の研究で、2型糖尿病患者での睡眠の質の低下が、インスリン抵抗性や血糖コントロールの悪化に関与しているおそれがあるという研究が、米国で発表された。 睡眠の質の低下は、血糖コントロール...  続きを読む▶▶

糖尿病と脳卒中　糖尿病は脳梗塞の発症リスクを上昇させる　JPHC研究

2011.11.08

　糖尿病の人が血糖コントロール不良の状態が続くと、大血管と微小血管の障害が引き起こされやすくなる。動脈硬化も進展し、脳梗塞の発症にもつながる。糖尿病がラクナ梗塞発症、塞栓性脳梗塞、アテローム性脳梗塞の危険因子...  続きを読む▶▶

仮面高血圧合併２型糖尿病では血管障害（FMDやPWV）が高度に進展

2011.11.05

　高血圧と診断されてない２型糖尿病患者の約半数が仮面高血圧を合併し、高血圧患者とほぼ同レベルに血管障害が進行しているとの研究結果が、10月20〜22日、宇都宮で開催された第34回日本高血圧学会総会で報告された。順天堂大...  続きを読む▶▶

足に合わない靴は困りもの　自分にぴったりの快適な靴を選ぶコツ

2011.10.31

　生活の欧米化にともない、下肢の動脈硬化や神経障害が原因となって糖尿病の足病変が増加している。足病変の原因として大きいのは靴ずれ。足に合わない靴を履いて歩くと、靴ずれが起こりやすいので、靴を購入するときに、足の方に合っ...  続きを読む▶▶

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DPP-4阻害薬は血管内皮機能（FMD）を改善する

2011.10.26

　糖尿病合併症の多くは血管障害によって生じるが、その血管障害において内皮機能の低下が最も初期に現れる。血管内皮機能は、上腕をカフで５分間虚血し、解放後の血管拡張反応を測定する「FMD（Flow Mediated Dil...  続きを読む▶▶

糖尿病腎症の食事療法　病型や症状に合わせた食事が腎機能を守る

2011.10.21

　医療従事者向け『第10回病態栄養セミナー』が10月9日に、品川フロントビル（東京）で開催された。セミナーでは「糖尿病性腎症における食事療法の重要性」をテーマに、田部井薫・自治医科大学附属さいたま医療センター腎臓科教授...  続きを読む▶▶

糖尿病になると若いうちから加齢症状があらわれる　早期治療が大切

2011.10.19

　米ミシガン大学のChristine T. Cigolle准教授らは「50歳代の糖尿病患者では、糖尿病でない同年代の人より“加齢疾患”が早くから出現し、危険性は2倍に上る」との研究結果を「Journal of ...  続きを読む▶▶

糖尿病の受診率と治療継続率が上昇　糖尿病合併症は悪化　健康日本21

2011.10.12

　厚生労働省の作業チームは、2000年度から進めている国民の健康づくり運動「健康日本21」の最終評価をまとめた。59項目の課題のうち、日常生活での歩数が減るなど9項目で悪化していた。糖尿病については、糖尿病健診の受診と...  続きを読む▶▶

健康日本21作業チーム評価　糖尿病合併症の減少は「D判定」

2011.09.26

　厚生労働省の健康日本21評価作業チーム（座長：辻一郎・東北大大学院医学系研究科公衆衛生学分野教授）は、「健康日本21」の9分野の1つである「糖尿病」の評価案を公開した。糖尿病合併症については目標を超えて悪くな...  続きを読む▶▶

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注目される血管内皮機能。心臓病学会でも24日にセッション

2011.09.21

　糖尿病患者に心臓病が多発することはよく知られている。そして、心臓病の分野では近年、各疾患の詳細な病態が明らかになるとともに、治療方針の決定など臨床の多くの場面で、血管内皮機能の評価が重要になりつつある。こうした中、９...  続きを読む▶▶

高血圧：成因関与の遺伝子多型を発見　世界規模のゲノム解析

2011.09.19

　横浜市立大学、愛媛大学、米ミシガン大学などの国際チームは、世界中で10億人に影響を及ぼしている脳卒中と心臓病の主な危険因子である高血圧に関連する遺伝子の解明に成功したと発表した。 　日本人では40〜74歳...  続きを読む▶▶

日本の医療制度は優秀　「先行きに不安も」と警告　ランセットが特集

2011.09.06

　世界的に有名な医学誌「Lancet（ランセット）」が9月1日、日本の保健医療に関する論文特集号を発行した。これにあわせて同日、東京の国連大学で50周年を迎えた日本の国民皆保険制度についてシンポジウムが開催され...  続きを読む▶▶

脳や心臓の血管が詰まる前に。血管の若返りがわかる検査指標「FMD」

2011.08.24

　糖尿病の合併症の多くを引き起こす血管病。命を左右する心筋梗塞や、身体障害につながる脳梗塞は、いずれも血管病によって生ずる血栓が原因だ。血管病の進行を抑えるには、血管の内側の層「血管内皮」の機能を若々しく保つことが大切...  続きを読む▶▶

「ロコモ」問診票作成ツール公開　1日3分トレーニングでロコモ予防

2011.08.12

　日本整形外科学会などが設置した「ロコモ チャレンジ！推進協議会」は、ロコモティブシンドローム（ロコモ、運動器症候群）の予防・啓発を行うため、問診票作成ツール「ロコモ問診票」をインターネットで公開した。 「ロコモチ...  続きを読む▶▶

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小胞体ストレスから糖尿病に　動脈硬化のメカニズムを解明　東北大

2011.08.08

　心筋梗塞や脳卒中の原因となる動脈硬化が起きる新たなメカニズムを解明したと、東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授らが発表した。細胞の正常な機能を妨げる「小胞体ストレス」から、細胞が恒常性を守ろうとすると、細胞...  続きを読む▶▶

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