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2012年07月19日
第2次健康日本21 糖尿病合併症の減少に向けて数値目標
- キーワード
- 糖尿病合併症
厚生労働省は、国民の健康づくりの指針となる2013〜22年度の第2次「健康日本21」を公表した。糖尿病と糖尿病合併症の予防に向けて、国、地方自治体、国民、民間団体などが目指す目標が掲げられた。
治療継続率を75%に改善 透析導入患者数を1万5,000人に引き下げ
糖尿病は心血管疾患のリスクを高め、神経障害、網膜症、腎症、足病変といった合併症によって、生活の質や社会経済的活力、社会保障資源に多大な影響を及ぼす。糖尿病は、新規透析導入の最大の原因疾患であり、成人中途失明の原因疾患としても第2位に位置している。さらに、心筋梗塞や脳卒中のリスクを2〜3倍増加させる。
糖尿病およびその合併症を抑制していくことが重要であることから、糖尿病対策に関する指標については、一次予防、二次予防、三次予防が設定された。
第2次「健康日本21」 糖尿病の目標項目
- 合併症(糖尿病腎症による年間新規透析導入患者数)の減少
- 治療継続者の割合の増加
- 血糖コントロール指標におけるコントロール不良者の割合の減少
(HbA1cがJDS値8.0%(NGSP値8.4%)以上の者の割合の減少) - 糖尿病有病者の増加の抑制
- メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少
- 特定健康診査・特定保健指導の実施率の向上
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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