ニュース

2020年12月17日

【新型コロナ】米を主食とした「日本型食生活」で感染症に負けない 食育健康サミットをWeb開催

カテゴリーキーワード
ライフスタイル 食事療法
食育健康サミット2020 オンラインで無料公開
 食育健康サミット2020「新しい感染症に負けないための日本型食生活の活用」が、日本医師会と米穀安定供給確保支援機構の共催により、オンラインで公開されています。
 「感染症」をテーマに、米を主食とした日本型食生活を通じた「感染症に負けない体づくり」について、免疫学、栄養学、時間栄養学の専門家が、分かりやすく解説しています。
 誰でも無料で視聴でき(事前登録が必要)、2021年2月28日まで公開されています。
感染症に負けないために、食事・運動・睡眠で免疫力を上げる
 食育健康サミット2020「新しい感染症に負けないための日本型食生活の活用」が、日本医師会と米穀安定供給確保支援機構の共催により、オンラインで開催されています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を考慮し、はじめてのオンラインでの開催となりました。

 感染症をテーマに、米を主食とした日本型食生活を通じた「感染症に負けない体づくり」について、免疫学、栄養学、時間栄養学の専門家が、科学的根拠(エビデンス)にもとづき分かりやすく解説しています。

 「感染症にかからないためには、免疫力を上げて感染症を遠ざけることが大切です。さまざまな栄養をバランス良く摂取するためには、ごはんを中心に、多様な副食などを組み合わせた"日本型食生活"が有用であると考えられています」としています。

 一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは、"健康的な食事"として世界的に注目されています。和食は、主食・主菜・副菜をそろえ、自然を尊重し、四季折々の変化を楽しむ伝統的文化が大切にされているのが特徴です。

 医学・栄養学・農学などにより、ごはんを中心とした日本型の食事を、誰もが快適で持続できる食事として高めていくことが目指されています。

 食育健康サミット2020の主な対象は、医師や管理栄養士、看護師、保健師などの医療従事者ですが、誰でも無料で視聴できます。分かりやすく、明日からの食生活の改善にすぐに役立てられる内容になっています。なお、視聴するために事前登録が必要です。

食育健康サミット2020「新しい感染症に負けないための日本型食生活の活用」
視聴無料
三宅幸子 先生(順天堂大学大学院医学研究科免疫学講座教授)

 疫病を免れるという意味を持つ「免疫」は、細菌やウイルスなどの外敵から身を守る生体防御システムです。
 免疫は、自然免疫と獲得免疫に大別され、その相互作用によって機能しています。
 これらの全体像と個々の詳細を解説するとともに、近年の研究活動による新たな知見も紹介しています。
 最近注目される腸管免疫にもふれ、免疫力を高める生活習慣として、腸管の環境を整えるバランスの良い食事、良質な睡眠や適度な運動などの重要性についても解説しています。

酒井 徹 先生(徳島大学大学院医歯薬学研究部実践栄養学分野教授)

 ウイルス感染症の発症に、肥満・やせは影響するのでしょうか。感染予防に有効な栄養素はあるのでしょうか。
 ワクチン接種の効果と栄養状態の関係はどうなのでしょうか。
 講演では、ビタミンとウイルス感染症との関連を解析したメタアナリシス研究を紹介するとともに、栄養過多・栄養不良とCOVID-19との関連研究を解説しています。
 また、さまざまな栄養をバランスよく摂取するために、ごはんを主食とした日本型食生活が活用できることにもふれています。

石田裕美 先生(女子栄養大学栄養学部教授)

 感染症予防は、感染症に対して免疫力を高めておくこと、すなわち栄養状態を良好に維持しておくことが重要です。
 そのためには、栄養バランスがとれた食生活を無理なく続け、日本食文化の良さを引き継ぎ、おいしさや楽しみをともなう健康な食事を続けることが大切です。
 講演では、ごはんを中心にした献立づくりで、賢く簡単にバランスの良い食事に組み立てることができる方法や、感染症予防の観点からも、ごはんを主食とした日本の伝統的な食事の良さを守ることと、実践することの大切さが分かりやすく解説されています。

柴田重信 先生(早稲田大学先進理工学部教授)

 体内時計は比較的新しい概念で、健康科学に深く関わっています。
 不規則な食生活は体内時計に影響し、免疫系を低下させることが知られています。
 食生活リズムを整えることは感染症予防に欠かせないことや、体内時計を整えるための朝食の重要性、和食中心の朝食が学業や精神面に与える影響など、最新の研究結果が紹介されています。

中村丁次 先生(神奈川県立保健福祉大学学長)

 環境負荷を抑制しながら、新しい感染症を予防する、持続可能で健康な栄養・食事はどうあるべきでしょうか。
 自然を尊重し、四季折々の変化を楽しむ伝統的文化を大切にしながらも、医学・栄養学・農学などの科学的根拠にもとづき、誰もが快適で持続可能性があるごはんを中心とした日本型の食事が有用です。
 「こうした食事を、世界のモデルとして発信すべきではないでしょうか」と、サミットは締めくくられました。

配信期間
2020年12月10日(木)09:00~2021年2月28日(日)17:00
参加方法
共 催
公益社団法人 日本医師会、公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構
座 長
中村丁次 先生(神奈川県立保健福祉大学長)

公益社団法人 日本医師会

米穀安定供給確保支援機構:米ネット(公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構)
【特集】新型コロナウイルス感染症
>> 新型コロナ ニュース一覧へ
[ Terahata ]

play_circle_filled ニュース記事の二次利用について

このページの
TOPへ ▲