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2025年11月27日
「第2回ダイアベティス啓発動画コンテスト」結果発表
JADEC(公益社団法人日本糖尿病協会)と大正製薬株式会社は、糖尿病の新たな呼称「ダイアベティス」の浸透と正しい知識の普及を目的とした「第2回ダイアベティス啓発動画コンテスト」の入賞作品を、世界糖尿病デー(World Diabetes Day)の2025年11月14日に発表した。
「第2回ダイアベティス啓発動画コンテスト」とは?
第2回ダイアベティス啓発動画コンテストは、JADECと日本糖尿病学会が提案する呼称「ダイアベティス」の認知度向上と、糖尿病に対する誤解や偏見(スティグマ)の払しょくをテーマに、JADECと大正製薬が共催で実施。今年は昨年に続く第2回目。主に、糖尿病に関心の薄い若者層へのアピールを狙い、SNSとの親和性が高い短編動画(1分以内の長さでダイアベティスの理解促進に資するもの)の募集を行った。
参加資格は個人、団体、年齢不問。最優秀賞の賞金は30万円、優秀賞は10万円。応募総数は前年比プラス3の53作品にのぼった。審査体制は、まず1次審査で17作品に絞り込み、その後の2次審査で最優秀賞1作品と部門別優秀賞(各1、計3作品)を選考。審査員は、糖尿病医療に携わる医療者4名、糖尿病のある人1名、共催企業役員1名の計6名が担当した。
2025年度の入賞作品と評価
2025年度の応募作品は、前年と比べてテーマの理解が進み、糖尿病のスティグマ発生の背景やその克服の必要性を訴える啓発的要素の強い作品が多く寄せられた。
医療的表現で細部の改善が必要な部分があるなどしたため、残念ながら今回は最優秀賞に該当する作品はなかったが、魅力的な作品が多かったことから新たに奨励賞が設定され、優秀賞の3作品にくわえて奨励賞5作品が選出された。
【部門別優秀賞】
■一般部門:『知って、話して、広げよう 「ダイアベティス」』
南智博さん(会社員/東京都)
評価:シンプルで分かりやすく完成度が高い。短い時間で伝えたいメッセージが整理されており、アドボカシー活動の理解が正確。
■学生部門:『あなたの意識改革! ダイアベティス!』
三浦向葵さん(学生/神奈川県)
評価:ダイアベティスという病気についてよく勉強していることがわかる。糖尿病のある人目線で語られており、啓発内容が伝わりやすい。
■医療関係者部門:『そう遠くない未来のダイアベティス』
映画集団まつやま(会社員/東京都)
評価:完成度の高いストーリーとアニメーションで「こういう未来もある」という世界観が伝わった。「ダイアベティスはただあるだけの状態」という表現が画期的。
【奨励賞】
- 「偏見に一撃パンチライン ダイアベティス啓発ラップバトル篇」/Ediphantさん
- 「もし名前がかわったなら」/ふわぽよ宇宙人さん
- 「ダイアベティスとともに」/キミドリさん
- 「アップデート!!」/MBCさん
- 「言葉ひとつで変わる未来」/木村周生さん
■JADEC(公益社団法人日本糖尿病協会理事長) 清野 裕 理事長のコメント
JADECが2023年に日本糖尿病学会とともに、糖尿病の新たな呼称「ダイアベティス」を提案して以来、全国の講演会やメディアセミナー等で呼称提案の背景と意義をお伝えしていますが、まだまだ理解が進んでいるとは言えません。そこで、現代の情報伝達の主要な手段である動画を活用して、ダイアベティスを身近に考えていただく機会を設けました。
このコンテストに寄せられた表現のアイディアを市民の皆さんと共有することで、ダイアベティスのイメージをさらにポジティブに変換し、ダイアベティスとともに生きる人が治療を継続しながら充実した毎日を過ごせる社会の実現を目指したいと考えます。
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