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2008年05月01日
食後高血糖はグリセミック指数(GI)で対策
食前の血糖値が正常であって、食後1時間から2時間の血糖値が高いと、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性の疾患の発症が増えることが分かってきた。食後高血糖を防ぐために、食事では何に気を付けると良いのだろう。
食後高血糖はなぜ起こる
ご飯やパンなどの炭水化物を食べると、体内で消化吸収される過程で多くはブドウ糖に変えられ、筋肉の収縮などのエネルギー源になる。余分なブドウ糖はインスリンのはたらきで肝臓や筋肉組織などでグリコーゲンに変換されいったん貯蓄される。からだを動かすなどしてエネルギーを消費するときは、グリコーゲンを分解しふたたびブドウ糖を作りだし、血液中に供給する。
食後高血糖を改善するために
食後高血糖の改善で効果的なのは、やはり食事と運動だ。食事では少し工夫することで、血糖値が上がるのを抑えやすくなる。
食事の初めに野菜など消化吸収の遅い食品を選び、よく噛んで食べる、食品は食物繊維の多いものを選ぶ、グリセミック指数(GI)の低い食品を選ぶといった工夫が役立つ。
このうちグリセミック指数(GI)は、ブドウ糖を摂取した後の血糖上昇率を100として、それを基準に、同量摂取したときの食品ごとの血糖上昇率をパーセントで表した数値。日本語で「食後血糖上昇指数」と訳されることもある。GI値が高いほど食後の血糖値を上げやすく、低いほど上げにくくなる。
GIは食品の食物繊維の含有比率、調理や加工方法、組合せ、咀嚼回数などで変わる。ごはんやパンでは、精白されたものよりも全粒穀物が入っていた方が、GI値が低くなり吸収が遅くなる。
全粒穀物は、加工度の低い、自然のままに近い穀物のこと。米、小麦、トウモロコシや、キビ、アワ、ヒエ、ソバなどがある。全粒穀物は食物繊維が豊富で、ビタミンやミネラルなどの栄養素も精白されたものに比べ多く含まれ牛乳をいっしょに飲むとGI値は低くなる
オーストラリアのシドニー大学では、GI値55以下の食品を低GI食品と定めている。低GIで食事で利用しやすく、栄養価も優れた代表的な食品がある。それが牛乳だ
食事や運動で十分な効果を得られない場合は、薬物療法を行う必要が出てくる。食後高血糖のコントロールに有効な薬はこの10年で格段に増えた。
糖尿病の薬物療法について、下記ページで詳しく解説している。
糖尿病セミナー
9. 薬物療法(経口剤)
5. インスリン療法(2型糖尿病)
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[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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