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2016年01月04日
2015年によく読まれた記事 ベスト10 1位は誰もが注目するあの数値
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糖尿病ネットワークで1年間に読まれた配信記事のアクセス数をランキングする「糖尿病ネットワーク 年間ベスト10」。今回は2015年1月1日から12月31日までを集計しています。
注目されているのは「明るい未来の予感」
首位を守ったのは「“日本人の食事摂取基準”2015年版 “カロリー”から“BMI”に変更」でした。
糖尿病の食事療法では以前より、適正なエネルギー摂取量を求める際の基準として「体格指数」(BMI)が使われています。標準体重(kg)は「身長(m)×身長(m)×22」という式で求められます。
日本人全般を対象とした基準でもBMIが採用されたことは、糖尿病の食事療法が全ての人に勧められる「健康食」であることの裏付けとなるのではないでしょうか。
3位に躍り出たのは、「食後の15分ウォーキングが高血糖を抑える 糖尿病リスクが低下」でした。
ウォーキングなどの運動は続けることで効果を得られます。運動がどのように体を変えていくかを実感できれば楽しく続けられます。
糖尿病を原因とする足病変を治療し、予防する医療的な「フットケア」が注目されています。「糖尿病の足病変 早期発見・治療で足切断は防げる」が4位に入りました。この分野でも地域連携への取り組みが進んでおり、今後は足病変の治療を受けやすくなると期待されます。
「“サルコペニア肥満”には食事と運動で対策 筋肉の低下を予防」もよく読まれた記事の上位に入りました。
サルコペニアになると「歩く速度が低下する」「転倒・骨折のリスクが増加する」「日常生活の動作が困難になる」など、さまざまな影響が出てきます。筋肉を増やすために、運動や食事などを工夫することが必要です。
Facebookで「いいね」を押された記事のランキングでは、「iPS細胞から膵臓β細胞を再生 インスリン分泌を確認 京大iPS研」「iPS細胞から膵臓β細胞を再生 インスリン分泌を確認 京大iPS研」「“スマートインスリン”を開発 血糖値に反応して自動的に作用」「肌に貼り付けるだけでインスリンを自動投与 “インスリン パッチ”を開発」など先進医療に関する情報が人気を集めました。
「“HbA1c7%未満”が目標になった理由 大規模研究で明らかに」など、日頃の療養生活での疑問の応える情報も注目されました。
「ウォーキングが糖尿病腎症を改善 腎臓を守るために運動は必要」「高カロリー飲料の飲み過ぎで年間18万人以上が死亡 働き盛りで深刻」「朝食を抜くと血糖値が上昇しやすくなる 朝食はもっとも重要な食事」などの日常生活に役立てられる情報もよく読まれています。
糖尿病ネットワークでは、糖尿病に関する最新の情報や話題を分かりやすくまとめご提供しています。これからもぜひご活用ください。
糖尿病ネットワーク 2015年に読まれた記事ベスト40
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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