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2015年12月29日
食事で失敗しないための7つのコツ 年末年始の血糖コントロール
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- 食事療法
年末年始は「いつもと違った過ごし方」をする時期。この時期に体重を増やす人が少なくない。忘年会やクリスマス、正月休みなどの行事が続き、食事でカロリーをとり過ぎてしまうこと、お酒の飲み過ぎ、寒い時季なので運動量が減ることなどが原因となる。
生活にちょっとしたコツを加えれば、食べ過ぎや飲み過ぎを防ぐことができる――
生活にちょっとしたコツを加えれば、食べ過ぎや飲み過ぎを防ぐことができる――
おせち料理はカロリー・塩分が多い
野菜から先に食べる よく噛んで食べれば食欲を抑えられる
餅は高カロリー 食べ過ぎると体重が増える
ミカンやお菓子などをなるべく遠いところに置く
冬の鍋料理は栄養面でも優れている
「野菜はいくら食べても大丈夫」は間違い?
煮物によく使われるジャガイモ、さと芋などのいも類、ニンジン、レンコンなどの根菜、カボチャは、野菜の中では比較的、炭水化物が多い。煮物の調理では砂糖やみりんも使うので、たくさん食べるとカロリーを摂り過ぎてしまうことがある。
油分を含むドレッシングをたくさんかけたサラダ、ポテトサラダ、マカロニサラダなども、カロリーや炭水化物が多いので、注意が必要。
カロリーを抑えられるのは、海藻やきのこ類をふんだんに使った海藻サラダ、海鮮サラダ、豆腐とちりめんじゃこのサラダなどだ。
また旬の野菜はおいしく、栄養値が高く、豊富に出回っているため入手しやすく、値段が安いという特徴がある。八百屋やスーパーマーケットでその時期に安売りをしている「句の野菜」を積極的に活用しよう。
<< 餅を詰まらせたときの対処法 >>
年末年始は、餅をのどに詰まらせる事故が発生しやすい時期だ。のどに詰まりやすい食べ物はさまざまあるが、なかでも餅は柔らかくて粘りけがあるため、気管の奥のほうまで入り込んでしまうことがある。
特に高齢者は、食品を噛んだり飲み込んだりする力が弱くなっており、食べ物が気管に入りやすいので注意が必要だ。呼吸が停止すると死に至るので、周囲の人が素早く対処することが大切だ。
異物が気管に詰まって呼吸が苦しくなると、ほとんどの人がのどをかきむしる「チョークサイン」を出す。この動作を見たら窒息を疑おう。ただし、高齢者の場合は「反射が鈍い」などの理由で、チョークサインを出さずに急にうなだれてしまうことがある。「食事中に急にうなだれる」「息をしていない」というときは、まず食べ物による窒息を疑う必要がある。
餅をのどに詰まらせたときの「チョークサイン」
餅を詰まらせたときの対処法
日本医師会によると、異物がのどに詰まっているときは、まずせきを促す必要がある。せきこんでも異物が出てこなかったり、言葉が出ないでもがき、やがて顔が紫色になり意識がなくなるといった症状がみられるときは、迷わず救急車を呼ぼう。
救急車を呼ぶと同時に、口を開けてみて目の前に異物があり簡単に取り出せる場合は指で取り出す。取り出せない場合は、後ろから抱えて両手でみぞおちの下辺りを押し上げる方法(ハイムリック法)で異物を吐き出させるようにする。
のどに詰まった異物を家庭で取り除くことができたとしても、気管の中に残って誤嚥性肺炎を起こす危険性もあるので、必ず医師の診察を受けよう。
日本医師会[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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