血糖測定や尿糖測定は現状の血糖状態を調べるための検査です。また、HbA1cやグリコアルブミンは、平均血糖値を表す指標です。HbA1c検査ならば過去１〜２カ月間の平均血糖値を、グリコアルブミン検査ならば過去１〜２週間の平均血糖値を知ることができます。

　このように、糖尿病にはさまざまな検査がありますが、それぞれの検査を組み合わせることによって、患者さん一人ひとりに合った治療を選択することができるようになります。すべては、より良い血糖コントロールを実現し、合併症の発症を阻止することが目的です。それぞれの検査の特徴と意義を理解し、今後の治療にお役立てください。

　糖尿病3分間ラーニングは、スマートフォン、タブレット端末、PCから、いつでもどこでも無料で視聴できます。医療機関で説明された内容をもう一度確認するための患者さん用サポートツールとして、また、糖尿病教室の導入コンテンツなど、糖尿病療養の様々なシーンでご活用いただけます。