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2011年08月08日
「歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー」特別企画、東京と埼玉で開催
糖尿病に関わる患者や家族、医療スタッフがウォーキングなどを通じて交流をはかる「歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー」が毎年、全国の40〜50地域で開催されている。第1回大会が1992年に東京で開催されてから、今年で20年を迎える。これを記念して「糖尿病ウォークラリー」を共催しているノボ ノルディスク ファーマは、東京と埼玉で特別ゲストを迎えウォークラリーを開催すると発表した。



20年目を迎える糖尿病ウォークラリー
運動治療は、食事療法や薬物療法と並んで、糖尿病治療において重要。中でもウォーキングは、手軽に続けられる効果的な運動として、「すでに取り組んでいる」「今後取り組みたい」という人が多く、人気の高い運動となっている。
「糖尿病ウォークラリー」は、ウォーキングを楽しみながら、糖尿病の正しい知識を身につけてもらおうという目的で、全国各地の日本糖尿病協会支部や医療機関の関係者の協力のもと開催されている。
1992年に第1回大会を東京で開催して以来、今年で20年目となる。糖尿病患者向けに、20年近くも継続して行われているウォーキングイベントは他に例がない。年間に約50ヵ所で開催が予定され、約7000人の患者や家族が参加しているという。
共催しているノボ ノルディスク ファーマによると、20年目となる今年は、東京のウォークラリーに元東京読売巨人軍で野球評論家の中畑 清氏が、埼玉のウォークラリーにプロビーチバレープレイヤーとして活躍している朝日健太郎選手と浦田聖子選手がゲストとして参加する。
糖尿病医による青空勉強会も開催
ウォークラリーは、参加者が数名のグループに分かれ、コマ図(記号化した地図)や地図をたよりに3〜5?のコースのチェックポイントをめぐるというユニークな内容。参加者はコース上に設けられたチェックポイントで糖尿病に関するクイズやゲームに挑戦できる。糖尿病専門医による青空勉強会では、参加者から「ふだん疑問に感じていたことを、じっくりと教えてもらえ良かった」といった感想が多く聞かれるという。
糖尿病ウォークラリーについての詳しい情報は、同社が公開している「糖尿病サイト(club-dm.jp)」で詳しく紹介されている。過去に開催された各地のウォークラリー様子も写真とともに報告されている。
ウォークラリーとは別に、9月4日に東京で、小児肥満、小児2型糖尿病の親子、医療スタッフを対象とした日帰りの「第2回 お子さんと一緒・スリムミニキャンプ」も開催される。簡単にできるエクササイズや調理実習などを、食事と運動の専門家から学べるプログラム。
「歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー」 特別企画
※糖尿病患者さんとそのご家族・友人の方が対象
ゲストの中畑 清氏
歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリーin東京

日 時
2011年9月25日(日)9:30〜15:30
場 所
葛西臨海公園 集合:展望広場江戸川区臨海町6丁目
ゲスト
中畑 清 氏(元東京読売巨人軍、野球解説者)
募集人数
500名(定員になり次第締切)
参加費
200円(傷害保険料として)
申込締切
2011年9月16日(金)
申込方法
共 催
(社)日本糖尿病協会東京都支部ノボ ノルディスク ファーマ(株)
ゲストの朝日 健太郎選手/浦田 聖子選手
歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリーin埼玉

日 時
2011年10月23日(日)10:00〜15:00
場 所
国営武蔵丘陵森林公園 集合:雅の広場埼玉県比企郡滑川町大字山田
ゲスト
朝日健太郎 選手 / 浦田聖子 選手 (プロビーチバレープレイヤー)
募集人数
500名(定員になり次第締切)
参加費
200円(傷害保険料として)
申込締切
2011年9月30日(金)
申込方法
共 催
(社)日本糖尿病協会埼玉県支部ノボ ノルディスク ファーマ(株)
運動に意欲的に取り組む中高年が増加 アクティブエイジング調査(糖尿病NET)
記事一部を8月18日に訂正いたしました。(糖尿病ネットワーク事務局)
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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