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2010年05月11日
運動に意欲的に取り組む中高年が増加 アクティブエイジング調査
同財団は2008年に50〜80歳の男女1434人に質問紙を送り回答をまとめ、「アクティブエイジング」をテーマにした初の全国調査を行った。今回は、前回調査の回答者のうち継続調査可能と回答した満50歳以上を対象に、昨年10月に実施された。有効回答数は1073人だった。
主な内容は以下の通り
- 運動を高頻度に行う人が1年で増えた
運動・スポーツを定期的に行わない人や、行う頻度が「週1日程度」や「週2日程度」と少ない人の割合が減った一方で、「週3日程度」と「週4日程度」と高頻度に行う人は増加した。
特に「週4日以上」と回答した人は24.5%で、前回の2008年調査から2.3%増加した。女性では「週4日以上」が3.4%で、男性の1.8%を大きく上回った。
- 運動への意欲は高い 実現率は散歩5割、ウォーキング4割
2008年調査では、約半数が特定の運動・スポーツを「今後行いたい」と回答した。そのうち1年間に実際に開始した割合(開始実現率)はおよそ5割で、そのうち8割が「現在もその種目を継続している」と答えた。「これまで行ったことのない運動・スポーツを実施したい」という意欲をもっている中高齢者が多いことが示された。
種目別にみると、「散歩」(52%)がもっとも多く、「ウォーキング」(37%)、「体操」(31%)、「ゴルフ」(練習場)(19%)、「キャッチボール」(18%)、「ハイキング」(18%)、「筋力トレーニング」(18%)、「バレーボール」(17%)と続く。
前回調査では、今後もっとも実施したい運動・スポーツとして、男性では1位「釣り」、2位「ゴルフ(コース)」、3位「ハイキング」、女性では1位「ウォーキング」、2位「ハイキング」、3位「ヨガ」が挙げられていた。
- 運動・スポーツの実施は「エンパワーメント」を促す
運動・スポーツを週1日以上続けている中高齢者では、「精神力」「包容力」「忍耐力」といった能力が向上し、「体力」「健康力」「持続力」「交際力」が増加すると感じている人が多かっ
た。 運動・スポーツを実施することで活動性が向上し、個人の能力をいかしながら向上させようという「エンパワーメント」を促すことを実感している人が多いことが示され
た。 中高齢者が加齢に伴い向上すると思う能力は、「忍耐力」という回答がもっとも多く、次いで「気力」「体力」「包容力」「知力」と続く。2008年調査では「知力」「気力」「忍耐力」の順に多かったが、「忍耐力」が11.3%増加し1位に上昇した。
「歳をとることに対し、あなた自身をイメージする言葉は」という質問では、2008年と2009年の両調査で「老」(2008年:18.6%、2009年:17.5%)という回答がもっとも多く、次いで「衰」「熟」「元気」「不安」と続く。上位5項目は、両年とも順位が変わっていない。
アクティブエイジングを促進する啓発情報パッケージとモニタリング開発のための実践モデル事業 「アクティブエイジング全国調査2009」(財団法人健康・体力づくり事業財団)
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