ニュース
2008年11月19日
糖尿病合併症の診断キットを開発 「終末糖化産物(AGE)」で早期発見
- カテゴリーキーワード:
- 糖尿病の検査(HbA1c 他)
文部科学省所管の科学技術振興機構(JST)は、糖尿病合併症を早期発見するための診断キットを開発するのに成功したと発表した。開発したのは、糖尿病の初期から血液中に増加する「終末糖化産物(AGEs)」を診断材料として利用する技術。

糖尿病診断キット
* 糖尿病の検査
日本の糖尿病患者数は増え続けており、2006年の調査によると「糖尿病が強く疑われる人」は820万人、「糖尿病の可能性が否定できない人」は1050万人に上る。
それにともない糖尿病の検査も増加しており、「HbA1c」の検体件数は2000年には400万件程度だったが、2007年には倍以上の840万件に増えた。糖尿病腎症の診断に用いられる「尿中アルブミン」の検体数も、2007年には2000年の3倍以上に増えた。
科学技術振興機構(JST)日本の糖尿病患者数は増え続けており、2006年の調査によると「糖尿病が強く疑われる人」は820万人、「糖尿病の可能性が否定できない人」は1050万人に上る。
それにともない糖尿病の検査も増加しており、「HbA1c」の検体件数は2000年には400万件程度だったが、2007年には倍以上の840万件に増えた。糖尿病腎症の診断に用いられる「尿中アルブミン」の検体数も、2007年には2000年の3倍以上に増えた。
診断と予防で糖尿病患者のQOL向上に貢献するベンチャー企業設立(プレスリリース)
[ Terahata ]
糖尿病の検査(HbA1c 他)の関連記事
- 年末年始は糖尿病のコントロールを乱しやすい 「8つの対策」で上手に乗り切る
- 【新型コロナ】年末年始は「真剣勝負の3週間」 みんなで危機感を共有しコロナ収束の突破口に
- 【新型コロナ】糖尿病の人は「がん」になりやすい? コロナ下でも「定期的ながん検診が必要」
- 糖尿病の人は「オンライン診療」をどう思っている? 「利用したい」が46% 「利用したくない」が54%
- 睡眠を十分にとると糖尿病が改善 日本人は睡眠が足りていない こうすれば解決できる
- 男性の19.7%、女性の10.8%が「糖尿病」【2019年国民健康・栄養調査】
- 救急・集中治療領域におけるバイオマーカーの有用性と今後の展望
- 【世界糖尿病デー】世界の4億6300万人が糖尿病 11人に1人が糖尿病
- 女性の命を守るHPVワクチンをもっと知って 子宮頸がんの予防を呼びかける運動が活発化
- 【新型コロナ】感染が疑われる時は「まず、かかりつけ医に電話で相談」 10月から新たな体制に 厚労省