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2008年09月12日

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世界糖尿病デー

11月14日は「世界糖尿病デー」 今年もブルーライトアップ

 世界糖尿病デーは、糖尿病への注意を喚起するために、世界糖尿病連合(IDF)が音頭をとり、毎年11月14日に開催される。糖尿病の脅威が全世界的に拡大しているのを受け、国際連合(国連)は2006年12月に、糖尿病を決議採決した。

世界糖尿病デーには、昨年に続き東京タワーなど国内40ヵ所以上、世界600ヵ所以上でライトアップが予定されているほか、各地で市民公開講座も開催される(写真は2007年のもの)。

ロゴマーク

世界糖尿病デーのポスター

World Diabetes Day

 これを受けて世界糖尿病デーは国連の日として執り行われることになり、最初の世界糖尿病デーが昨年、世界各地で開催された。

 エンパイアステートビルやエッフェル塔、カナダのロンドンにあるバンティング・ミュージアムなど世界の200ヵ所以上がシンボルカラーであるブルーにライトアップされた。日本でも東京タワーや鎌倉大仏、通天閣をはじめとする全国20ヵ所以上の建造物がライトアップされた。

 糖尿病はいまやエイズと並ぶ深刻な死因として、より有効な多くの対策が必要とされている。世界糖尿病デーにあわせて世界中で開催されるイベントは、多くの人にとって糖尿病に対する認知を新たにするきっかけづくりになる。

 今年の世界糖尿病デーには、東京タワーのライトアップをはじめ、各地で糖尿病を啓発するイベントが開催される予定だ。世界では今年も9月現在、36ヵ所で建造物や記念碑などのライトアップが決まっている。

2型糖尿病の対策は減量と運動
 世界で糖尿病とともに生きる人は2億4000万人に上り、2025年までに3億8,000万人に達すると予測されている。毎年380万人が糖尿病に関連する疾患で亡くなる一方で、新たに700万人が糖尿病を発症している。

 糖尿病患者の3分の2以上は、比較的貧しい途上国に集中し、世界でもっとも糖尿病患者が増えそうな国はインド(4100万人)で、次いで中国(4000万人)、米国(1920万人)、ロシア(960万人)と続く。

 2型糖尿病が急増している原因として、社会環境の変化、遺伝的な要因が指摘されている。生活習慣が変化し、ファーストフードの普及や、車を交通手段に用いる人の増加、また、日本人を含むアジア人やヒスパニック、アフリカ系黒人などは、肥満がともなわない場合でも遺伝的に2型糖尿病を発症しやすいことが指摘されている。

 世界糖尿病デーでは、糖尿病の予防と治療を促進するため、IDFが選んだテーマが毎年掲げられる。2008年のテーマは「小児と若者の糖尿病(diabetes in children and adolescents)」。

 子供や若者の肥満や2型糖尿病は先進国と途上国の両方で増えており、多くの国や地域で保健上の潜在的な問題となっている。体重の7%から10%を減らし身体活動量を適切なレベルに増やすことで、子供の2型糖尿病を防げることが、国際的な研究で示されている。

 IDFによると、生活習慣と関連なく発症する1型糖尿病の発症数も世界的に増加している。世界の1型糖尿病の15歳未満の子供の数は約50万人で、1日に200人、1年に7万人の子供が発症している。

[ Terahata ]

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