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2007年01月15日

7割の人が生活習慣改善に「運動が必要」 東京都調査

キーワード
糖尿病予備群
東京都の糖尿病有病率
 1999年2002年2003年
糖尿病有病率15.0% 要指導:9.3%
要医療:9.9%
糖尿病受療率
(対10万人)
166人127人 
東京都健康推進プラン21の中間評価より
 東京都は、生活習慣病予防などについての目標指標を示した「東京都健康推進プラン21後期5か年戦略」を昨年3月に策定し、都民の健康に対する意識向上をはかる活動を行っている。

 さきごろ発表された「中間評価」を、糖尿病についてみると、東京都でも有病者数が増えており、治療を受けている人の割合が減っている傾向がみられる

 東京都は生活習慣病対策の一環として、健康や生活習慣病の予防についての意識調査をインターネットで行い結果を発表した。調査は昨年11月に行われ、回答数は220名だった。

 主な内容は以下の通り

病気の予防や健康のために改善が必要と思うのは「運動」がトップ
Q. 現在の生活習慣の中で改善が必要と思うのは何ですか?
食生活で最も良くないのは「食べ過ぎ」
Q. あなたの食事で何が良くないと思いますか?
食事内容で反省しているのは「野菜が少ない」「脂肪が多い」こと
Q. 食事の内容でどの点が良くないと思いますか?
外食・買い物の際に、栄養成分表示を参考にしている人は半分
Q. レストランやスーパーなどで、食品のエネルギーや蛋白質、塩分などの栄養成分表示を見ますか?
「食事バランスガイド」を7割以上が見たことがない
Q. 厚生労働省・農林水産省は1日に「何をどれだけ」食べたらよいかを分かりやすく示した「食事バランスガイド」を作成しました。食事バランスガイドを見たことがありますか?
運動を行わない理由は6割が「忙しいから」
Q. (運動をしていない人への質問)どのような理由で運動をしないのですか?
運動をしている人は日常生活で工夫している
Q. あなたは、健康維持のために運動以外に、普段どのようなことを心がけていますか?
詳しくは東京都のホームページへ(福祉保健局)(PDFファイル)
東京都健康推進プラン21の中間評価(PDFファイル)

関連情報
食事バランスガイドを策定

[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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