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2007年01月16日
ウォーキングに工夫を加え運動を効果的に
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インターバル速歩
インターバル速歩は、速歩とゆっくりとした歩行を3分ごとに繰り返す歩行法。ウォーキングに強弱のリズムを取り入れることで、安全に長時間続けられると考えられている。
信州大学や松本市などが約3,000人の協力を得て行った研究では、インターバル速歩により、体重、脂肪、血圧、空腹時血糖値が改善し、大腿筋の筋力や最大酸素摂取量も向上したという。
研究では、参加者に体力測定や血液検査などを受けてもらい、初期体力に基づいた個別運動処方が作成された。携帯型の運動量測定器を身に付けてもらい、インターバル速歩を取り入れた運動をしてもらった。体に適度な負荷を与えられる70%程度の力で歩いてもらうことを目指したという。
この研究は、信州大学院医学研究科、信州大学病院先端予防医療センター、NPO法人熟年体育大学リサーチセンターによって、厚労省の長寿科学総合研究事業の研究費などを得て実施された。現在、効果的な指導法の確立に向けて、10万人規模の研究データを集める研究の準備が進められている。
ニコニコペース運動
「ニコニコペース」は福岡大学スポーツ科学部の運動生理学研究室が提唱しているもので、運動を自分の能力に応じた強度で行うことで運動効果を得ようという考え方●詳しくは「ニコニコペース」のサイトへ
関連情報
・運動療法のコツ(1) [基礎](糖尿病セミナー)
・運動療法のコツ(2)合併症のある人の運動(糖尿病セミナー)
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所