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2024年06月12日

「糖尿病とともに生活する人々の声をきく」開催報告を公開 医療従事者と患者が活発に対話 日本糖尿病学会

 5月17日~19日に東京国際フォーラムなどで開催された第67回日本糖尿病学会年次学術集会(会長:植木浩二郎)で、会長特別企画「糖尿病とともに生活する人々の声をきく」が開催された。

 このほど同企画の開催報告が公開された。プレイバック動画に加えて、学術集会で公開された「前アンケートの集計結果について」、3日間のシンポジウムの内容をまとめたグラフィックレコーディングをみることができる。

糖尿病とともに生活する人々の声をきく

 5月17日~19日に東京国際フォーラムなどで開催された第67回日本糖尿病学会年次学術集会(会長:植木浩二郎)で、会長特別企画「糖尿病とともに生活する人々の声をきく」が開催された。

 同企画は、糖尿病とともに生活する人々に、学術集会に実際に参加してもらい、医療従事者がどのように日々の研究・診療に取り組んでいるかを知ってもらうために実施された。

 患者やその家族などが、どのような課題を抱えているかを発信する場をつくり、医療従事者を交えた活発な対話を展開し、今後の課題への取り組みに活かすという狙いがある。

 同学術集会で3日間開催された同企画の開催報告が公開された。プレイバック動画に加えて、学術集会で公開された「前アンケートの集計結果について」をみることができる。3日間のシンポジウムの内容をまとめたグラフィックレコーディングも公開されている。

「糖尿病とともに生活する人々の声をきく」開催報告

5月17日(金) 何が、私たちをそれほどまでに悩ませるのか?
医療者の説明が「糖尿病とのかかわり方」に与える影響
座長:三浦順之助 先生 (東京女子医科大学)
松澤陽子 先生 (松澤内科糖尿病クリニック)

5月18日(土) 社会・生活の中で当事者が感じている課題とは?
糖尿病の原因は様々あること、学校、仕事、医療費のこと、診察室で言えてないこと
座長:島田 朗 先生 (埼玉医科大学)
小谷紀子 先生 (国立国際医療研究センター病院)

5月19日(日) 私たちが願う新しい治療への期待
高齢化への対応、安心して生活するための未来に向けた提案
座長:利根淳仁 先生 (岡山済生会総合病院)
常見亜佐子 先生 (亀田総合病院 糖尿病内分泌内科)

一般社団法人 日本糖尿病学会

[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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