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2014年01月17日
グーグルが涙で血糖を測定する「スマート・コンタクトレンズ」を開発
米国のインターネット産業の大手であるグーグルは、涙のブドウ糖値を1秒ごとに測定する、医療用コンタクトレンズを開発していると発表した。糖尿病患者が装着することで、涙の成分から血糖値の変化を測定するというものだ。
研究は、ワシントン大学電気工学科のブライアン オーティス准教授とババク パルヴィズ客員教授が共同で行っているもの。
開発したコンタクトレンズは、2枚のレンズを貼り合わせた構造になっており、直径1cmのコンタクトレンズに、涙のグルコース値を測定する微小センサー、LEDライト、毛髪より細い無線アンテナ、電源を管理する小型のチップを、カプセルのように封じ込めている。

開発したコンタクトレンズは、1秒ごとに涙のグルコース値を測定する。低血糖や高血糖が起きている場合には、微小なLEDライトで知らせる機能も付ける予定だという。実用化に成功すれば、血糖自己測定を補完するものになる。

グーグルは、特に未来的な技術の開発に取り組む「グーグル Xラボ」という部門をもっており、これまでヘッドマウント型のコンピュータである「グーグル グラス」や、自動車の無人運転の技術などを開発している。
グーグルのサイトでは、コンタクトレンズの製品化を共同で行うパートナー企業を探している。
Introducing our smart contact lens project(グーグル 2014年1月16日)
A 3-mu W CMOS Glucose Sensor for Wireless Contact-Lens Tear Glucose Monitoring(ワシントン大学 2012年1月)
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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