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2013年09月05日

2013年エクアドル糖尿病サマーキャンプの報告 国際糖尿病支援基金

糖尿病教育と指導者  

 IFLとFUVIDAは、最も重要なことは指導者(医療従事者)への教育と考えています。今年は24名の指導者が参加し、うち10人は糖尿病研修を受けた経験豊富な医師やエデュケーターです。

 今年は、「IFL・ライフフォーチャイルドプログラム」によりスペシャルゲストとして、海外の糖尿病専門医を招待し、指導者たちへ治療や糖尿病に関する教育や講演会を行いました。
招待者の1人である、アメリカ南フロリダ医科大学教授のヘンリー・ロドリゲス医師には2つの主要な糖尿病の講義を行っていただきました。1つは、キャンプに参加した指導者とその家族に対する糖尿病の治療と合併症の予防に関するもので、もう1つは、キャンプ開催地に招かれた地元サリナスの医師・看護師・医療従事者・糖尿病エデュケーターたち約40名に対し、治療・予防・糖尿病に対する啓発に関する講義と訓練です。 その他、アラセリー会長やカナダの栄養士など4名が講演し、4時間にわたる講演会は、参加した指導者にとって大変有意義なものとなりました。


糖尿病は死因のトップ

 アラセリー会長は、糖尿病のサマーキャンプに備えて参加する指導者を対象に、糖尿病に関するワークショップを何回も行いました。エクアドルでは糖尿病による死亡率は非常に高い状況でありながら、総人口1,400万人に対し、内分泌専門医はたった50名しかいません。国家レベルでの公的な糖尿病教育システムがないため、アラセリー会長は糖尿病教育に必要な教材はIDF(International Diabetes Federation)から入手しています。今年、FUVIDAはIDFに加盟することができました。
 また、FUVIDAではISPAD(International Society for Paediatric and Adolescent Diabetes)、IFL、IDFライフフォーチャイルドプログラム、日本の国際糖尿病支援基金、台湾糖尿病エデュケーター協会、ロシュ・ダイアグノスティックス、アボットなどから支援を受けています。これらの支援は、多くのエクアドルの糖尿病患者さんを救済しています。
 その他、糖尿病協会(民間団体)が組織した様々な団体の活動にも参加し、糖尿病協会のドリス・ヘレナ医師の主導の下、エクアドル保健省(日本の厚労省に当たる公的機関)にも糖尿病教育に関心を寄せるよう働きかける取り組みを行っています。


謝辞

以下の方々に深謝いたします。

  • ・FUVIDA アラセリー会長、スタッフのベロニカさん、カルメンさん、ジェシカさん
  • ・糖尿病サマーキャンプに参加した医療スタッフ
  • ・アラセリーさんのご家族
  • ・施設を提供してくださったエクアドル海軍中佐
  • ・ヘンリー・ロドリゲス教授(アメリカ、小児科医)
  • ・カティア・シャンノン氏(カナダ、1型糖尿病患者)
  • ・マシュー・ボゾネ氏(アメリカ、スペイン語の通訳・翻訳)
  • ・カミラ・コスタ氏(ブラジル、看護師・糖尿病エデュケーター)
  • ・アメリエ・ロイ・フレミング氏(カナダ、栄養士)
  • ・チェン・ルー氏(台湾、1型糖尿病患者、医学生)

資金面でキャンプを支援してくださった団体

  • ・台湾糖尿病エデュケーター協会
  • ・国際糖尿病支援基金(日本)
  • ・コステリック夫妻(IFLカナダ)
  • ・IZLドイツ
  • ・在エクアドル オーストラリア領事 パブロ・ヴァスコネス氏
  • ・イスラエル大使 エリヤフ・イェルシャルミ氏
  • ・IFLオーストラリア

今まで、エクアドルの糖尿病治療を支え、命を救うために自らの時間を割き、資金やエネルギーを注いでくださった全ての方々に感謝いたします。

ニール・ドナラン
インスリン・フォー・ライフ オーストラリア

【English】
Report of DULCES AMIGOS 2013/Neil Donelan
http://www.dm-net.co.jp/idaf/fuvida2013/2013neilreport.pdf


●関連サイト
国際糖尿病支援基金
インスリン・フォー・ライフ(IFL)(オーストラリア)
Fundacion Vivir con Diabetes(FUVIDA)(エクアドル)
2013年エクアドル糖尿病サマーキャンプへのご支援をお願いします。

 国際糖尿病支援基金は、インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリアを通じて、2008年よりFUVIDAの活動を支援しています。

 FUVIDAの糖尿病サマーキャンプ活動にご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。

 御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。

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口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口
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[ DM-NET ]
日本医療・健康情報研究所

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