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2013年07月30日
南米エクアドルの1型糖尿病患者サマンタさん 国際糖尿病支援基金
サマンタさんが2歳で1型糖尿病と診断されたとき、母親のマリアさんは大きなショックを受けました。
なぜなら、エクアドルでは、糖尿病の治療費は家族にとって大きな経済的、精神的な負担となるからです。マリアさんが今後のことで不安を抱えていたときに、同じ病気を持つ女の子が、FUVIDA(Fundacion aprendido Vivir con Diabetes)のことを話してくれました。
(左)4歳時のサマンタさん ⇒ (右)現在13歳のサマンタさん。毎日学校で勉強に励み、家族や友人とともに楽しく過ごしています
(左)サマンタさんと母親のマリアさん。マリアさんはFUVIDAのボランティア活動にも参加しています。(右)サマンタさんと兄弟。写真右側のお兄さんも、2010年に1型糖尿病を発症しました
現在、サマンタさんはFUVIDAからの支援により、糖尿病療養に必要なインスリンや定期検診を受けています。彼女は毎日5回血糖値を測定し、中間型、速効型、持効型のインスリンを1日5回注射しています。2010年にお兄さんも1型糖尿病を発症しましたが、お兄さんもFUVIDAからの支援を受けています。
サマンタさんとマリアさんは、FUVIDAからの支援をとても感謝しています。
FUVIDAは、代表のアラセリー・バスルト・カルデロン医師の長女が糖尿病を発症したことがきっかけで、小児糖尿病の患者さんが差別されたり、経済的な事情で糖尿病の治療を受けられず死亡するなどの悲惨な状況を知ることとなり、1998年に設立されました。
[ DM-NET ]
日本医療・健康情報研究所
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