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2012年03月23日
チョコレートが心疾患リスクを低下 健康に良いポリフェノール
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- 食事療法

「チョコレートは体に良い」という研究が発表された。ただし「食べすぎなければ」という条件が付く。
チョコレートにどれくらいのカロリーが含まれるか
お菓子は生活に潤いを与え、喜びや楽しみをもたらしてくれる。しかし、食事療法や肥満などの理由で「お菓子は食べないようにしましょう」、「控えめに」などとアドバイスされたとき、どうすればよいのか。大切なのは、お菓子にどれくらいのエネルギーが含まれているのかを知り、食べる量を調整・管理することだ。
チョコレートは高脂肪・高カロリーの食品だが、カルシウム、マグネシウム、鉄分、食物繊維などが含まれる。さらには、チョコレートの原料に含まれるカカオには、抗酸化作用と抗炎症作用のあるポリフェノールが含まれる。ポリフェノールを適度にとると、血圧降下やインスリン感受性の改善効果を期待できる。
チョコレートの栄養成分
チョコレートと健康の関係を検討した疫学調査によると、チョコレートは体に良いらしい。7件の研究の11万4000人の患者データを解析した研究で、チョコレートを摂取している人では、摂取していない人に比べ、心疾患のリスクが37%低下し、脳卒中のリスクが29%低下することがあきらかになった。この研究は英国医師会が発行する医学誌「British Medical Journal」に2011年8月に発表された。
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出典:日本食品標準成分表2010

British Medical Journal, 2011;343doi: 10.1136/bmj.d4488
Eating chocolate cuts risk of heart disease(ケンブリッジ大学 2011年8月30日)
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日本医療・健康情報研究所
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