ニュース

2009年01月22日

学校給食の献立やレシピを公開 ウォーキングを応援

カテゴリーキーワード:
糖尿病の予防
 愛知県豊田市は、市民の食習慣や運動習慣を改善するために、斬新な試みをはじめている。
給食の献立やレシピを公開 学校給食協会
 豊田市学校給食協会はホームページを一新し、給食の献立、給食をつくる過程の紹介をはじめた。食に対する意識の低下や食生活の乱れから、高血圧や2型糖尿病など生活習慣病の増加が指摘されている。同協会では、「学校給食の紹介を通して家庭で食事のエネルギーや栄養バランス、食生活の大切さを考えてもらいたい」としている。

豊田市学校給食協会ホームページ
1ヵ月単位の給食の献立と写真、料理レシピ

www.toyota-school-lunch.jp
 ホームページではこれまでは組織や財務状況などを公開していたが、新たに同協会が管轄する中部給食センターが中学校向けに作っている給食の1ヵ月分の献立を画像で紹介するページや、給食の献立作成から食材の発注、検査、下ごしらえ、調理などを写真で紹介するページを追加した。このほか、学校給食での地産地消の取り組みや、豊田市の農産物マップとカレンダーなども公開。

 豊田市が成人市民およそ1000人を対象に行った調査では、健康に関して関心のあることとして、45.6%が「栄養バランス」、38.6%が「適正体重(肥満・やせ)」、35.3%が「生活習慣病予防」を挙げた。58%が「食事バランスガイド」を利用していると答え、市民が高い関心をもっていることが示された。

 2005年の調査によると、健康診断を受診率や、肥満指数(BMI)が25以上の肥満者の割合などは全国に比べ優れている一方で、肥満の増加傾向が特に男性であらわれている。市では「生活様式の都市化が進むにつれ、朝食の欠食など生活リズムや、脂肪のとりすぎなど栄養バランスの乱れが目立つようになった」と指摘。市の調査では高校生や成人のおよそ15%が「朝食を食べないことがある」と答え、朝食を食べない小中学生も増えているという。

 「人格形成の基礎ができる子供の頃から、食に対する適正な知識をもつことが大切。食を通じて地域の良さを見直し、郷土を愛する心も育んでほしい」としている。

マイレージ事業でウォーキングを支援
 豊田市は「健康的な生活を定着させるために習慣的な運動が必要」と、「健康マイレージ事業」にも取り組んでいる。この事業は、ウォーキングや健康教育講座への参加回数などを「健康ポイント」として集め、獲得したポイントに応じて健康グッズと交換したり表彰を行うというもの。市内2ヵ所をモデル地区に指定し、2008年度から09年度にかけて実施している。

 参加者は歩数計をつけて自分のペースでウォーキングを行い、週に1回程度、専用の機械や自宅のパソコンから歩数データを送信する。参加者には個人歩数レポートや、「お正月は食う・寝る・歩くでのりきろう」などと書いた応援レターを発行し、ウォーキングの継続を支援する。「はつらつ藤岡21推進ウォーキング」や「下川口夏まつり ウォーキング」といったイベントもほぼ毎月開催。

 参加者からは「半年間のウォーキングで体重が10kg、腹囲周囲径が10cm減少し、腰痛や手足の痺れも軽減した」という声も出ている。

豊田市学校給食協会
新・健康づくり豊田21計画

[ Terahata ]

play_circle_filled ニュース記事の二次利用について

このページの
TOPへ ▲