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2006年10月26日
まずは体重を3キロ、ウエスト径を3センチ減らそう 日本肥満学会「神戸宣言2006」
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日本肥満学会(松澤祐次理事長)は、肥満症やメタボリックシンドロームの予防の重要性を喚起し、対策を提案する「神戸宣言2006」を、27日から開催された第27回日本肥満学会(春日雅人会長)に合わせて発表した。
肥満やメタボリックシンドロームの対策として、食生活の改善と運動の増加を図り、まずは3kgの減量、3cmのウエスト周囲径(へそまわり)の短縮を実現する「サンサン運動」を提案している。
メタボリックシンドロームは現代の代表的な生活習慣病であり、対策には医学会や行政の協力により、緊急かつ長期的な戦略に加え、社会全体の認識が不可欠としている。
●詳しくは日本肥満学会のサイトへ
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jasso/ 関連情報
・健康診断で腹囲測定が必須に 厚労省、2008年度から
・40-74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドロームか予備群
日本肥満学会「神戸宣言2006」
日本肥満学会は、2000年東京宣言を発して「肥満と肥満症」を区別し、疾患としての肥満症対策の重要性を提起した。この認識は更に深まり、2005年動脈硬化を促進する「ハイリスク肥満症としてのメタボリックシンドローム」の概念確立に至った。本シンドロームは「現代の代表的生活習慣病」であり、その対策には、医学会、行政の協力による緊急且つ長期的戦略に加え、社会全体の認識が不可欠である
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●詳しくは日本肥満学会のサイトへ
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jasso/ 関連情報
・健康診断で腹囲測定が必須に 厚労省、2008年度から
・40-74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドロームか予備群
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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