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2005年11月14日

福井の産学協同プロジェクト、糖尿病予防プログラムを事業化

キーワード
糖尿病予備群
福井健康長寿のための糖尿病予防フロンティア事業

 福井県の医療機関や産学が、総合的な糖尿病予防プログラムの2007年度の事業化を目指し連携する。

 福井大学、NPO法人、医療機関(福井赤十字病院、福井県済生会病院、福井大学医学部附属病院)、地域のスポーツクラブ、調理師専門学校がコンソーシアムを結成し、食事や運動療法など組み合わせた生活習慣改善プログラムを提供する。インターネットを使い、患者からの相談に医師が応じるシステムもつくる。

 コンソーシアムは、全国の糖尿病専門医らでつくる特定非営利活動法人(NPO法人)糖尿病教育資源共有機構を中心に、福井大学、京都大学、福井県済生会病院、一般企業などで構成される。

 このほど経済産業省の助成を受け、糖尿病患者や予備群の中から約60人の参加者を集め、食事療法教室、運動療法教室の運営が始められた。

 わが国には、「糖尿病予備群」の段階から「糖尿病」段階に進む人が毎年40万人いる。食事や運動の生活習慣改善で「予備群」から抜け出すことが可能で、「糖尿病」の段階に進んでも生活習慣の改善をおこなうことで、薬物治療の効果を最大限に引き出すことが可能になるとしている


福井健康長寿のための糖尿病予防フロンティア事業
代表団体:NPO法人糖尿病教育資源共有機構 理事長 金澤康徳
参加メンバー:
  特定非営利活動法人糖尿病教育資源共有機構
  東京海上日動火災保険(株)
  ミテネインターネット(株)
  (株)福井コミュニティスポーツセンター
  福井県済生会病院
  福井赤十字病院 福井大学\

詳細は福井大学のサイトへ(PDFファイル)
詳細はNPO法人糖尿病教育資源共有機構のサイトへ

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日本医療・健康情報研究所

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