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2024年05月29日

楽しく歩きつづけるための「足のトリセツ検定」をスタート 糖尿病の人にとっても「足の健康」は大切

 足の専門医とウォーキングのスペシャリストがタッグを組んだ、日本ではじめての「足のトリセツ検定」を開始された。

 足にまつわるさまざまな病気の原因や不調を予防し、悪化させないために、「歩きつづけることで歩く力を保つ」「ウォーキングの科学」「靴との付き合い方」「ストレッチ」などのプログラムが提供される。

「足の健康」は後回しにされがち 「足のトリセツ検定」を開始

 足と糖尿病の専門病院である下北沢病院と一般社団法人 日本ウオーキング協会は、「楽しく歩きつづけるための足のトリセツ検定」の運用を開始した。

 中高齢者だけでなく、足やウォーキングなどについて広く関心をもってもらい、ひとりでも多くの人に「足」と「歩行」の重要性、その意味と価値についての認知度を高めたいとしている。

 ▼足がつる、▼平坦な場所でつまずきやすい、▼階段を降りる時に足に力が入らない、▼医者に「運動しなさい」と言われた――とった人のために、「足」と「歩くこと」を見直すことで解決を目指すとしている。

 東京都世田谷区にある下北沢病院は、足と糖尿病の専門病院で、足をひとつの臓器として考え、さまざまな角度から診察、治療を行っているとしている。

 同院は、足と歩行の人間ドック「足の見えるか検診」も実施し、足の健康に対する意識向上に貢献している。

 巻き爪・陥入爪などの爪トラブル、タコ、ウオノメ、足のむくみ、痛みなど、いろいろな足のトラブルに悩まされている人は増えている。また、「足の心筋梗塞」である足の血行障害は、進行が早く最悪の場合切断にいたることもあり、早めの対処が必要となる。

足の健康をできるたけ長く保ち、歩き続けるために

 足と歩行と健康に関心をもつすべての人を対象に、「楽しく歩きつづけるための足のトリセツ検定【BASIC】」を5月15日に開始。

 さらに知識を深めたい人向けの【ADVANCED】のリリースを8月に予定しており、さらには足とウォーキングを極めたい人向けの【MASTER】も開発し、ステップアップできるプログラムを計画しているという。

 「足のトリセツ」は、健康寿命を延ばすために「足」をできるたけ健康に保ち、長く歩き続けられるために役立つ方法をまとめたもの。

 足にまつわるさまざまな病気の原因や不調を予防し、悪化させないために、「歩きつづけることで歩く力を保つ」「ウォーキングの科学」「靴との付き合い方」「ウォーキングフォーム」「ストレッチ」などのプログラムが提供される。

糖尿病の人のフットケアは大切

下北沢病院の医師たちがまとめた書籍
"歩く力"を落とさない新しい「足」のトリセツ

 糖尿病の合併症のひとつとして、足病変がある。重症になると足を切断しなければならないこともあり深刻だが、日常生活で自分の足を気にかけて、ケアすることが足病変の予防につながると考えられている。

 大切な足を守るために、血糖値を良好に管理するとともに、足のケア(フットケア)がカギになる。自身の足の状態を知り、その状態に合わせた方法でケアすることが大切だ。

 下北沢病院では、糖尿病専門医が外来診療に対応し、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士などがチーム医療を提供している。

 食事療法、運動療法、薬物治療、インスリンポンプ療法、カーボカウント、持続血糖モニタリングシステム、フットケアなどをチーム医療で提供して、患者1人ひとりに合った治療法を見いだし、それを継続できるサポート体制を整えているとしているという。

 同院には、足病総合センターも設けられており、整形外科、形成外科、血管外科、内科、皮膚科が診療にあたり、さらには看護師、理学療法士、義肢装具士、管理栄養士などの医療スタッフが、あらゆる面から足のサポートを行えるよう、独自の体制を整えているという。

医療法人社団青泉会 下北沢病院

一般社団法人 日本ウオーキング協会
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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