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2006年10月28日
6割以上が運動不足を、4割以上が肥満を自覚 内閣府調査
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2型糖尿病などの生活習慣病の予防対策として、運動の習慣化や肥満の解消が重要といわれているが、「必要だとわかっていても実行するのは大変」という本音をうかがい知ることのできる結果になった。
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この1年間に運動やスポーツを「行った」と答えた人は74.5%と過去最高だった。週1回以上運動などをした人の割合も44.4%で前回調査より5.9ポイント高かった。
この1年間に行った運動やスポーツで多かったのは、ウォーキング(44.2%)、体操(22.6%)、軽い球技(キャッチボール、バドミントン、テニスなど)(15.0%)、ボウリング(14.6%)、軽い水泳(11.7%)だった。ウォーキングなどの手軽にいつでもできる運動に取り組む人が大半であることが分かった。
一方で、肥満や運動不足を自覚する人の割合も1991年の調査開始以来、最高となっていることが分かった。運動不足を「感じる」と回答した人は67.6%、肥満を「感じる」と答えたが43.4%。40代で最も多い57.0%が肥満を感じており、2番目に多い30代の46.8%を上回り、特に働き盛りの世代で肥満への不安が広がっている様子がうかがえた。
運動やスポーツを行うにあたり、指導者から指導を「受けていない」と回答した人が78.9%で、うち「できれば受けたいと思う」人が19.4%だった。
望まれるスポーツ指導者は、「スポーツの楽しみ方やスポーツへの興味・関心がわくような指導ができる人」を答えた人が51.7%と最も多く、「健康・体力つくりのための運動やスポーツの指導ができる人」(40.0%)、「年間を通して定期的に指導ができる人」(23.2%)、「障害者や高齢者のスポーツの指導ができる人」(22.8%)などの順に多かった。
体力・スポーツに関する世論調査(2006年、内閣府大臣官房政府広報室)
関連情報
毎日の必要な運動量が分かる「エクササイズガイド」
新しい「運動基準」策定へ(2) 今後の運動指導のよりどころに
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