ニュース
2019年02月01日
「血糖トレンドを活用した食事療法の可能性」糖尿病リソースガイド
糖尿病リソースガイド「“血糖トレンド”をどう活用するか」に新しい記事を公開。今回は、管理栄養士・健康食育シニアマスターの國枝 加誉先生に、血糖トレンドを取り入れた食事療法について、解説いただきました。
記事を読む ▶
記事を読む ▶
血糖や、間質間液中のグルコース濃度を継続して測定し、その変動を「線」で捉えることを“血糖トレンド”といいます。國枝先生は「都度の測定値に一喜一憂せず、血糖トレンドから今後の動きを予測したり、解決すべき課題を明確にすることが大切です」と、ご自身の測定結果をもとに、血糖トレンドの活用方法を教えてくださいました。
また「糖質」は血糖トレンドにもっとも影響を与えるものですが、大切なのは、1日全体の食事内容と血糖変動、場合によっては前日の体調や活動量も考慮して考えることだと強調。毎日の食事に関わる、血糖を上昇させたり、抑制させたりする要因について、具体的に解説してくださいました。
内容
- 食事療法に必要な視点
- 血糖トレンド予測のポイント
- 血糖トレンドに影響をあたえる食事の要因を掴む
−上昇要因 −抑制要因 −具体的なシーン別対策 −食事以外での工夫
著者について

國枝 加誉(くにえだ かよ) 先生
ホームページ ▶
とくだ内科クリニック 管理栄養士・健康食育シニアマスター・一汁一菜研究家
大阪市出身、同志社女子大学卒業。自身が17歳でやせの2型糖尿病を発症、食健康の重要性を体感し管理栄養士の道へ。「生活習慣病の発症と重症化」双方の予防に重点を起き、医療機関での栄養相談、講演・セミナー、執筆、栄養士の教育などに従事。一汁一菜を軸とした日々楽しく美味しく実践できる『食健康の知恵』を伝え、ひとりひとりの健康の実現を目指して活動中。2018年11月よりとくだ内科クリニックにて栄養相談・療養相談を担当している。
[ DM-NET ]
日本医療・健康情報研究所
おすすめニュースの関連記事
- 歯磨きだけでは不十分?「歯間ケア」が良好な血糖管理に関係する可能性
- 科学的データで見る「ラーメンを食べる頻度」と「健康リスク」の関係
- 糖尿病の人の熱中症を防ぐための10ヵ条 猛暑は血糖管理を悪化させる? 十分な対策を
- 糖尿病の人は「サルコペニア」にご注意 筋肉の減少にこうして対策 何歳からでも予防・改善が可能
- 全ての人に知ってほしい現代医療の必須ワード『SDMって何?』を公開
- 【1型糖尿病の最新情報】発症からインスリン枯渇までの期間を予測 より効果的な治療を期待 日本初の1型糖尿病研究
- 肥満のある人が体重を減らすと糖尿病リスクは大幅減少 中年期の体重管理は効果が高い 血糖値を下げる薬を止められる人も
- 【熱中症予防の最新情報】糖尿病のある人は暑さへの備えが必要 熱中症搬送者数を予測するサイトを公開
- 連休中は糖尿病の管理が難しい? 連休を上手に乗り切るための「8つのヒント」
- 加藤茶・綾菜夫妻が「おうち透析(腹膜透析)」について語る ヴァンティブがローンチイベントを開催

医療・健康情報グループ検索