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2016年01月20日
インフルエンザ流行シーズン入り 予防対策のポイントを動画で解説
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- 糖尿病合併症

糖尿病の人が血糖コントロールが良くない状態が続くと、インフルエンザに対する体の免疫機能が低下しており、感染すると重症化しやすいので注意が必要だ。
インフルエンザの流行シーズン入りを受けて東京都は、今後の本格的な流行に向け、インフルエンザにかからない、感染を広げないための対策を心がけるよう呼びかけている。手洗い・うがい、マスク・咳(せき)エチケット、予防接種のほか、湿度(40%以上)も重要としている。
東京都はインフルエンザの予防対策のポイントを解説した動画を公開している。接触感染を予防するための、正しい手洗い方法を映像で紹介し、実際に手を洗うときの視点で一連の手順を解説している。
(画面をクリックすると再生が始まります)
インフルエンザの流行は、全国約5,000カ所の指定医療機関から、直近の1週間に報告された1施設当たりの件数(定点当たり報告数)が1.0人を超えることが目安とされている。今季は2015年内にこれを超えることがなく、年明けに流行期入りするのは9年ぶりとなった。
国立感染症研究所によると、第1週現在の患者数は9964人。都道府県別の報告数は、沖縄県が8.19と最多で、秋田県7.85、新潟県5.73、北海道4.84と続き、この4道県では保健所による警報、注意報レベルを超えた地域も発生している。同研究所によると、全国での流行のピークは2月になる予定。
ウイルスの型は、全国的にはA香港型(A/H3亜型)、2009年に「新型インフルエンザ」として流行したH1N1型(A/H1型)、B型がほぼ同じ割合だが、東京都ではA香港型が6割を占めている。
東京都は春までのシーズン中にいずれも流行する可能性があるとして、マスクや手洗いの徹底、予防接種の利用など、対策と注意を呼びかけている。
インフルエンザの主な感染経路は、患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」と、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」だ。
おおむね1~3日の潜伏期間の後に、発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、咳、鼻水などを呈する。一般的な風邪に比べ、全身症状が強いのが特徴。多くの患者は1週間程度で回復するが、高齢者や心疾患など基礎疾患のある方は、肺炎を伴うなど重症化することがある。
東京都はインフルエンザ対策として、以下が有効としている。感染を広げないためのインフルエンザ対策を、1人ひとりが心がけたい。
・ こまめに手を洗いましょう。
・ 規則正しい生活を送って十分な休養をとり、バランスのとれた食事と適切な水分の補給に努めましょう。
・ 普段から1人ひとりが咳エチケットを心がけましょう。
・ 室内の適度な加湿(概ね湿度40%以上)と換気を行いましょう。
・ インフルエンザワクチンの接種について、かかりつけ医等と相談しましょう。
・ インフルエンザの疑いがある場合には、早めに受診しましょう。
・ 集団生活の場では患者発生時には、感染拡大防止のための対応(リハビリなど集団活動の変更や延期、症状のある人とない人の居室の分離、マスクの着用など)を、必要に応じて行いましょう。
・ せき・くしゃみの症状がある時は、マスクをしましょう。
・ せき・くしゃみをする時は、口と鼻をティッシュでおおいましょう。
・ せき・くしゃみをする時は、周りの人から顔をそらしましょう。
東京都インフルエンザ情報サイト
国立感染症研究所 インフルエンザ疫学情報
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