ニュース
2014年01月31日
女性のみなさん立ち上がろう 長時間の着座で死亡率が上昇
- キーワード
- 運動療法
テレビのコマーシャルタイムに、立ち上がって体を動かす
抗重力筋は、日常生活の中で身体活動を積極的に行う、歩くなどの軽い運動を続け、筋肉を鍛える運動をとり入れることで、何歳になってからでも強く発達させることができる。
「運動を行うことで、閉経にともなう体へのさまざまな悪影響を減らすことができます。座ったまま過ごす時間をなるべく減らすことが大切です」と、セガン氏は強調する。
セガン氏は、運動不足が気になっている女性に向けて、次のことをアドバイスしている。・オフィスで働いているのなら、ときどき意識して立ち上がり、あたりを歩き回ってみる。
・子育てが終了していたり、退職して時間に余裕があるのなら、なるべくソファーに横になる時間を減らし、体を動かすようにする。
・テレビのコマーシャルタイムには、立ち上がって軽く体を動かす。
・インターネットや読書の時間を減らし、運動の時間にあてて、なるべく安静に過ごす時間を減らす。 Study: Prolonged sitting jeopardizes older women's health(コーネル大学 2014年1月10日)
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
運動療法の関連記事
- 座ったままの時間が長いと糖尿病や死亡のリスクが上昇 ウォーキングなどの運動はいつ行うと良い?
- 気候変動による気温上昇が糖尿病リスクを高める エアコンを効果的に使い高温によるリスクを減少
- 子供の頃から肥満対策が必要 学校で座りっぱなしの時間が減ると子供の肥満は改善 糖尿病を予防
- 糖尿病にきく運動 ウォーキングと筋トレを組み合わせると効果的 メンタルヘルス改善にも役立つ
- 糖尿病とともに生きる人の寿命は延びている 自分らしく長生き いますぐ取り組むべき「8つの生活スタイル」
- 糖尿病の人にはストレス対処法が必要 「マインドフルネス」がストレスや燃え尽き症候群から守る
- 健康的な食事が老化を遅らせ認知症リスクを低下 運動も効果的 糖尿病の人は認知症リスクが高い
- 「温泉」が腸内細菌に良い影響 九州大学が泉質によって異なる健康効果を発見 糖尿病の人にも温泉療法は良い
- 「歩数計・活動量計」を持ち歩いて糖尿病を改善 簡単な方法で身体活動を高められる 高齢者の介護予防にも有用
- 運動でメンタルヘルスを改善 すべての運動にうつ病を軽減する効果が ウォーキング・ヨガ・ダンス・筋トレを調査