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2011年06月24日
ガーデニングの有用性 野菜や果物を育てると心身に良い効果
参加型のコミュニティガーデンは、より健康的な食習慣や身体活動を促すだけでなく、住民の地域参加を呼びこみ、地域コミュニティにも良い効果があるという研究が米国で発表された。
ガーデニングは適度な運動になる 運動時間が1.3倍に
日本でも市民参加型の農園が増加
日本でも都市部を中心に、サラリーマン家庭や都市住民がレクリエーションとして活用できる、小面積の農地を利用した「市民農園」が整備され、その数は年々増えている。野菜・花の栽培、高齢者の生きがいづくり、生徒・児童の体験学習などを目的とした市民農園は、レジャー農園、ふれあい農園など、さまざま名称で利用されている。
市民農園は、平成17年からは、地方公共団体や農業協同組合以外でも開設できるようになった。都市住民が自宅から通って利用できる日帰り型の市民農園や、農村に滞在しながら農園を利用する滞在型の市民農園などがある。 市民農園をはじめよう(農林水産省)
全国市民農園リストが公開されている。
New research on community gardening reveals the roots of emotional and physical health(コロラド大学デンバー校 2011年6月21日)市民農園は、平成17年からは、地方公共団体や農業協同組合以外でも開設できるようになった。都市住民が自宅から通って利用できる日帰り型の市民農園や、農村に滞在しながら農園を利用する滞在型の市民農園などがある。 市民農園をはじめよう(農林水産省)
全国市民農園リストが公開されている。
The Influence of Social Involvement, Neighborhood Aesthetics, and Community Garden Participation on Fruit and Vegetable Consumption
American Journal of Public Health, First Look, published online ahead of print Jun 16, 2011
Connecting food environments and health through the relational nature of aesthetics: Gaining insight through the community gardeningnext term experience
Social Science & Medicine, Volume 72, Issue 11, June 2011, Pages 1853-1863
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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