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2007年09月21日

ノルディックウォーキングで全身運動と転倒予防

キーワード
運動療法
 ノルディックウォーキングは、ポール(杖)を持って行うウォーキング。名前の示す通りスキーが盛んな北欧で考案された運動で、夏にスキーの代わりに行われたのがはじまり。

 ポールを支えにして歩くので、足や腰の負担が少なく転倒予防になる。国内では愛好者は少ないが、欧米者では身体能力を問わず取り組める運動として人口が増えているという。

国際ノルディックウォーキング協会(フィンランド)のホームページ
国際ノルディックウォーキング協会
http://inwa.nordicwalking.com/
 ノルディックウォーキングは、スキーのストックのような専用のポールを持って行う。ポールは身長×0.68が目安となる。柔軟性のあるカーボンを素材に使い、先にゴムの滑り止めを付けたものが売られている。

 両手にポールをもって歩くので転倒の心配が少なく、両足、左右のポールの4ヵ所に負担が分散されるため腰や膝の負担が比較的少ない。

 性別や年齢にかかわらず運動でき、上半身を使い全身運動ができる利点がある。通常のウォーキングと比べ、エネルギー消費量が平均20%増えるという。

 専用のポールは、運動具店や登山具店などで売られている。販売メーカーのホームページなどで取り扱い店を調べることができる。

●日本ノルディックウォーキング協会 ホームページ
 全国で開催されるイベントの開催情報などをみることができる。
 http://japan.nordicwalking.com/

[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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