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2020年11月24日

「小児糖尿病キャンプ スケッチ&作文コンクール」を発表 「糖尿病患者さん向けエクササイズ動画」も公開

 ノボ ノルディスク ファーマと日本糖尿病協会は、「2020年小児糖尿病キャンプ特別企画 スケッチ&作文コンクール」の入選作品を発表した。コロナ禍で2020年の「小児糖尿病サマーキャンプ」が中止になったのを受け実施したもの。
 外出や運動を制限し、運動不足になっている患者向けに、「糖尿病患者さん向けエクササイズ動画」も公開されている。
糖尿病の子供たちに好奇心、観察力、思考力、粘り強さを
 ノボ ノルディスク ファーマと日本糖尿病協会(理事長:清野裕)は、小児糖尿病患児やその家族ならびに医療スタッフを対象にした「2020年小児糖尿病キャンプ特別企画 スケッチ&作文コンクール」を共催し、世界糖尿病デーである11月14日に入賞作品(スケッチ:グランプリ1作品、優秀賞9作品、佳作11作品、作文:グランプリ1作品、優秀賞3作品、佳作3作品)を発表した。

 日本糖尿病協会は、1967年から小児糖尿病患児の医療教育、成長支援を目的とするサマーキャンプを毎年主催しており、全国の小児科・内科で糖尿病診療に携わる医療スタッフ約5,000人の支援のもと、2019年は47ヵ所のキャンプに1,140人の患児が参加した。

 ノボ ノルディスク ファーマは、1型糖尿病の子供たちが糖尿病と向き合い、前向きに自分の夢に向かって生きていくことを応援するため、2001年より日本糖尿病協会の「小児糖尿病サマーキャンプ」参加者を対象に『思い出のサマーキャンプ スケッチコンクール』を開催してきた。

 2020年は、はじめてすべてのサマーキャンプが中止となったが、これまでスケッチコンクールに込めてきた「絵を描くことを通じて、好奇心、観察力、思考力、そして粘り強さを鍛え、今後の血糖コントロールに役立ててほしい」という願いをそのままに、今後のキャンプに思いをつなげることを目的に、特別企画として小児糖尿病患児や家族、医療スタッフを対象にしたスケッチと作文のコンクールを開催した。

 スケッチ部門は、厳選な審査の結果、グランプリ1作品、優秀賞9作品、佳作11作品が入選した。作文部門は、厳選な審査の結果、グランプリ1作品、優秀賞3作品、佳作3作品が入選した。入賞者には、表彰状と副賞・記念品が贈られた。

「2020年小児糖尿病キャンプ特別企画 スケッチ&作文コンクール」 入選作品

<スケッチ部門>
グランプリ1作品

「1日中楽しめるアスレチックキャンプ」(神奈川県、7歳)

※入選作品の内容は、糖尿病サイト、および日本糖尿病協会のホームページで見ることができます。

ノボ ノルディスク ファーマ「糖尿病サイト club-dm.jp」

公益社団法人 日本糖尿病協会

「2020年特別企画 スケッチ&作文コンクール」の実施概要の詳細は下記ページに掲載されています。

糖尿病患者向けにエクササイズ動画を配信
自宅でできるエクササイズで健康維持に貢献
 ノボ ノルディスク ファーマは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大にともない外出と運動の機会が減少している状況を鑑み、糖尿病患者の健康維持を目的とした自宅で簡単にできるエクササイズ動画を公開している。

 この糖尿病患者向けエクササイズ動画では、日本糖尿病協会の監修のもと、自身も1型糖尿病で元エアロビック世界チャンピオンの大村詠一さんがエクササイズ内容を考案し、自らパフォーマーとして実演している。

 動画の種類は、糖尿病をもつ「子供向け」「初級編」を各3編、「中級編」4編と、誰でもできる「準備運動/ストレッチ編」3編を加えた計13本。各動画は3~4分と短く、毎日無理なく続けやすいエクササイズ内容になっている。肩・首回りをほぐす運動、高齢者ができるよう座位を中心にしたエクササイズ、テレワーク疲れを解消する椅子と机を用いたエクササイズなどが紹介されている。

 日本糖尿病協会で動画の監修を担当した田中永昭先生(関西電力病院 糖尿病・内分泌代謝センター 部長)は、「新型コロナウイルスの感染拡大により、外出や運動に制限を受け、血糖値が上がっている患者さんが見受けられ懸念しています。子供から高齢者まで幅広い年齢層の患者さんが、この動画を見ながら、自宅でも無理なく運動をして、ご自身の血糖値の管理にお役立ていただければ幸いです」と語っている。

 「糖尿病患者さん向けエクササイズ動画」は、日本糖尿病協会のホームページ、ノボ ノルディスク ファーマの糖尿病サイト、ノボ ノルディスク ファーマの公式YouTubeチャンネルで公開されている。

ノボ ノルディスク ファーマ
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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