ニュース
2017年11月22日
2017年ドリームトラスト(インド)の活動報告 国際糖尿病支援基金
国際糖尿病支援基金はこの活動に賛同し、ドリームトラストを支援しています。
また、当基金では皆様からの ご支援をお待ちいたしております。
現在25歳のインディラさんは、2016年に1型糖尿病と診断され、両親と一緒に生活し
ています。
経済的な事情から、インスリン治療が十分に受けられないために、両眼に急性の白内障を発症し、失明状態となってしまいました。
そこで、ドリームトラスト代表のペンデセイ医師が、同じく糖尿病患者さんを支援する 国際糖尿病連合(IDF)のLife for Childとともにインディラさんを支援し、インスリンの強化療法を開始しました。彼女の血糖値が安定したため、白内障の手術(眼内レンズ埋め込み手術)を受けたところ、視力が完全に回復しました。
視力が回復したインディラさんは、その後、ドリームトラストの就職支援プログラムにより、縫製の技術の訓練を受け技術を習得し、ミシンを与えられることとなりました。現在の彼女は、仕事を順調にこなし、自分の力でお金を稼ぐことで、家族の生活まで支えています。
インドでは経済的な事情などにより、糖尿病の治療を受けることができず、悲惨な生涯を送る人たちがたくさんいます。
ドリームトラストでは、インドで一人でも多くの小児糖尿病患者さんの命を救うべく、支援活動を行っています。
国際糖尿病支援基金では、皆様からの ご支援をお待ちいたしております。
11月14日の世界糖尿病デーにおいて、ドリームトラストでは、主に小児糖尿病患者とその家族を対象とした糖 尿病教育プログラムが行われ、医療従事者とのディスカッションなどが行われました。
インド・ナグプールの教育の近代化に尽くしているNeeru夫人もこのイベントに参加し、彼女は参加者に対して、「糖尿病の子供たちが人生の目標を達成するために支障を抱くことはないのです。」と語りました。
2017年ドリームトラスト(インド)の活動報告(1)
ドリームトラスト(インド)
国際糖尿病支援基金が支援するインドの糖尿病患者さん
国際糖尿病支援基金
ドリームトラストの活動にご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。
御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。
振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口
糖尿病合併症の関連記事
- 「糖尿病とともに生活する人々の声をきく」開催報告を公開 医療従事者と患者が活発に対話 日本糖尿病学会
- 糖尿病の人は胃がんのリスクが高い どうすれば対策できる? 胃がんを予防するための6つの方法
- 掃除や買い物などの家事も立派な運動? わずか20分の活動が糖尿病を改善 「座っている時間」を中断して体を動かす習慣を
- ブルーベリーが腸内環境を健康にして糖尿病や肥満を改善 メントールから抗肥満・抗炎症の化合物
- 糖尿病の人は腎臓病のリスクが高い 腎臓を守るために何が必要? 「糖尿病・腎臓病アトラス」を公開
- 楽しく歩きつづけるための「足のトリセツ検定」をスタート 糖尿病の人にとっても「足の健康」は大切
- 緑茶を飲んでいる人は糖尿病リスクが低下 心臓病や脳卒中が減少 緑茶は歯周病の予防にも良い?
- 「糖尿病網膜症」は見逃しやすい 失明の原因に 手遅れになる前に発見し治療 国際糖尿病連合などが声明を発表
- 植物性食品が中心の食事スタイルが糖尿病リスクを低下 心臓血管病・がん・うつ病のリスクも減少
- なぜ男性は女性よりも糖尿病リスクが高い? メカニズムを解明 男性はインスリンの働きを高める対策が必要