ニュース
2017年03月29日
糖尿病治療食としての「ロカボ」とその指導とは 山田 悟先生
糖尿病ネットワーク「間食指導の情報ファイル」は、北里大学北里研究所病院糖尿病センター長・山田 悟先生による特別インタビュー「糖尿病臨床現場で行う“ロカボ”のすすめ・後編」を公開しました。今回は、栄養相談のリピーターが確実に増えるという糖尿病食事療法としてのロカボの極意をお話いただきました。
「糖尿病治療食としての“ロカボ”とその指導」 ▶
「糖尿病治療食としての“ロカボ”とその指導」 ▶

山田 悟 先生
糖尿病の食事療法が続けられない理由に多い“美味しくない”“量が少ない”“毎日治療食を作っている時間がない”“カロリー計算や食品群の単位を毎食数えなくてはならない”と悲しむ患者さんたちの想いに応えたという緩やかな糖質制限食「ロカボ(Low Carbohydrate)」。糖質量を1食あたり40g以内に抑えることがのみ気にしていればよいので手軽に実践できるとして人気です。
「糖尿病になると生涯にわたって血糖コントロールを意識した食生活を行うことになります。短期間ダイエットに挑戦するのと違い、長く継続していく必要があります。糖尿病医療に携わる医療者は、継続可能な食事指導、提案を求められているのです。“やめなさい”ではなく、どう食べるかを一緒に考えるのがロカボの栄養指導」と語る山田先生。
“ロカボ”で栄養指導をどのように行うのか、インタビュー本編をご覧ください。
Contents -もくじ-
1.糖尿病食事療法について
2.糖質制限に着目した理由
3.緩やかな糖質制限“ロカボ”とは
4.糖尿病治療食としての“ロカボ”とその指導
5.食を楽しみながら健康になろう〜社会全体で支える健康づくり
6. 巻末付録「ロカボ置き換えのコツ」
[ DM-NET ]
日本医療・健康情報研究所
おすすめニュースの関連記事
- 1型糖尿病のプロ野球選手やモデルが活躍 糖尿病に対する無理解や偏見を打ち破る
- 糖尿病網膜症に対策 糖尿病の人の眼はこうして守る 眼の健康月間
- インスリン治療が必要になった糖尿病患者さんに「希望のバッグ」を贈ります 日本IDDMネットワーク
- 「FreeStyleリブレ」がインスリン療法を行っているすべての糖尿病患者が使えるようになる 糖尿病のより良い管理に期待
- 1型糖尿病 日本初のハイブリッドクローズドループを搭載したインスリンポンプ CGMと連動しインスリン注入量を自動調整
- 【体験談】CGM機能つきインスリンポンプ「SAP療法」ってどう? 治療や学校生活について1型糖尿病のお子さんとご家族に聞きました
- 「スマートインスリンペン」を発売 インスリン投与データを自動的に記録しスマホアプリと連携
- 【新型コロナ】糖尿病患者にワクチンの3回目接種を奨励 良好な血糖コントロールが患者を守る
- 【PR】糖尿病管理アプリ「mySugr(マイシュガー)」の日本語版がリリース 糖尿病患者さんが糖尿病患者さんのために開発
- 世界の糖尿病人口は5.4億人に増加 10人に1人が糖尿病 糖尿病のパンデミックが脅威に