ニュース
2015年04月10日
糖尿病治療のカギとなる「アディポネクチン受容体」の立体構造を解明
- キーワード
- 医療の進歩
脂肪細胞が分泌する善玉ホルモン「アディポネクチン」の受容体タンパク質の立体構造を解明したと、理化学研究所の横山茂之上席研究員や東京大学大学院医学系研究科の門脇孝教授、山内敏正准教授らが、英科学誌「ネイチャー」オンライン版に発表した。糖尿病の新たな治療薬を開発する手掛かりになるという。
メタボリックシンドロームと糖尿病の治療薬の開発へ前進
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
医療の進歩の関連記事
- 糖尿病の治療を続けて生涯にわたり健康生活 40年後も合併症リスクが大幅減少 最長の糖尿病研究「UKPDS」で明らかに
- インスリンを飲み薬に 「経口インスリン」の開発が前進 糖尿病の人の負担を減らすために
- 楽しく歩きつづけるための「足のトリセツ検定」をスタート 糖尿病の人にとっても「足の健康」は大切
- 「糖尿病網膜症」は見逃しやすい 失明の原因に 手遅れになる前に発見し治療 国際糖尿病連合などが声明を発表
- 1型糖尿病の根治を目指す「バイオ⼈⼯膵島移植」 研究を支援し「サイエンスフォーラム」も開催 ⽇本IDDMネットワーク
- 最新版にアップデート!『血糖記録アプリ早見表2024-2025』を公開
- 糖尿病と高血圧のある腎不全の男性を透析から解放 世界初の「異種移植」が成功
- 糖尿病の人の足を守るために 気づかず進行する「足の動脈硬化(LEAD)」にご注意 日本初の研究を開始
- インスリンを産生するβ細胞を増やすのに成功 糖尿病を根本的に治す治療法の開発に弾み 東北大学
- 週に1回注射のインスリンが糖尿病治療を変える 注射回数を減らせば糖尿病の人の負担を減らせる