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2015年04月10日
糖尿病治療のカギとなる「アディポネクチン受容体」の立体構造を解明
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脂肪細胞が分泌する善玉ホルモン「アディポネクチン」の受容体タンパク質の立体構造を解明したと、理化学研究所の横山茂之上席研究員や東京大学大学院医学系研究科の門脇孝教授、山内敏正准教授らが、英科学誌「ネイチャー」オンライン版に発表した。糖尿病の新たな治療薬を開発する手掛かりになるという。
メタボリックシンドロームと糖尿病の治療薬の開発へ前進

[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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