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2014年09月05日

バーベキューを楽しむために 知っておきたい7つの注意点

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食事療法
 仲間や友達、家族と楽しめるバーベキューは人気が高い。しかし、カロリーの摂り過ぎには注意が必要だ。バーベキューでは通常の食事に比べ、3倍のカロリーを摂取しているという調査結果が発表された。
1回のバーベキューで1800kcalのカロリーを摂取
 気持ちの良い屋外で、仲間や友達、家族と楽しめるバーベキューは人気が高い。その場で肉や野菜を焼くだけの手軽さは、主婦にとっても嬉しいものだ。

 しかし、バーベキューでは通常の食事に比べ摂取カロリーが多くなるので、注意が必要だ。バーベキューでは通常の食事に比べ、平均して3倍のカロリーをとっているという調査結果が発表された。

 通常の食事のカロリー摂取量は500〜700kcal程度だが、バーベキューでは1,800kcalに増えることが、AXA PPP ヘルスケアが2,000人の英国人を対象に行った調査で明らかになった。

 それによると、バーベキューで人気のある料理は、ソーセージ、ステーキ、ハンバーグ、ポテトサラダ、コールスローなどだった。これらの料理の多くは高カロリーで、1食700kcal以上のものもあるという。

 加えて、大人はアルコール類を飲むことも多い。バーベキューでは平均してビール500mL(200kcal)分のアルコール類を摂取しているという。

 アンケートをとったところ、「バーベキューで優先するのは、食事や楽しい雰囲気を存分に楽しむこと」と答えた人が34%、「健康的な食事を優先しない」という人が59%という結果になった。

これだけは知っておきたいバーベキューの注意点
 「バーベキューは、家族や仲間との触れ合いや絆を深められる良い機会になります。しかし、ふだんの食事と異なり、自分が何を食べているかを忘れがちです。高カロリーの食事が健康にもたらす悪影響について、心に留めておくべきです」と、AXA PPP ヘルスケアのゲーリー ボルガー博士は言う。

 バーベキューの楽しみ方として、次の注意点を挙げている――

バーベキューの楽しみ方

・ バーベキューは、新鮮なおいしい野菜や果物を食べられる絶好の機会となる。季節の食材をとりいれ、野菜を中心とした健康的なスナックなど、バランスのとれた食事をとると良い。

・ 野菜や味が薄いときのために、バーベキューの食卓に、オリーブ油があると便利。オリーブオイルと、味付けに酢やレモン汁を使用すると、味付けを濃くしないで料理を楽しめる。さらにマリネ漬けを活用すると、手軽に本格的なバーベキューを楽しめる。

・ 赤身の肉を選び、余分な脂肪を切り落とす。脂肪が炭の上に滴ると、高熱で発がん性の化合物を含む煙が出るが、脂肪分の少ない肉は煙が少ない。また、肉をなるべく焦がさないようにし、焦げた部分を食べないようにする。

・ 必ず野菜や果物を加える。赤、黄、緑のピーマンやマッシュルーム、赤タマネギ、パイナップルなどを添えると、彩り豊かな料理を楽しめる。

・ ハーブを使うと、脂肪や砂糖を加えずに味を整えられる。また、付け合わせには、繊維やビタミンを豊富に含む豆を使うと良い。

・ 夏にバーベキューをするときは、食中毒に注意が必要。多くの食中毒菌は75度以上で加熱すると死滅するので、中心部まで確実に加熱することが重要となる。肉のかたまりは、強火で焼くと表面が焦げて中心部まで火が通りにくくなるので、肉は中火で時間をかけて焼いた方が良い。スライスした薄いものを使うと、火の通りが良くなる、

・ どんなに新鮮でも、生の肉や魚介類には食中毒菌が付着していることがある。バーベキューの下準備をするとき、肉や魚介類を扱った包丁やまな板を十分に洗い、野菜を切るときに食中毒菌が付着しないようにする。

The Great British BBQ Bulge(AXA PPP ヘルスケア 2014年8月28日)

[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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