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2014年07月29日
「健康な食事」認証マークを導入 来年度にも調理済み食品対象
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新たに導入する制度は、国が示す一定の基準を満たしていれば、企業や店舗が食品に認証マークをつけることができる仕組みになっている。
▽炭水化物を多く含む米や麦などの主食、▽タンパク質や脂質の供給源である肉や魚介類を使ったおかず類、▽ビタミンや食物繊維を補給するサラダや煮物などの野菜を使った料理――の3分野に分けて、それぞれ1食当たりの摂取量の基準を設定する。
この基準をクリアしている商品には容器や包装に認証マークを入れ、マークがついている食品であれば、1食分の栄養バランスを確保できる仕組みとする方針だ。

「主食」では食物繊維を取るため、玄米などを精製されていない穀類を一定の割合で使っていることや、「主菜」ではタンパク質の豊富な魚介類や肉類などを、「副菜」ではミネラル摂取のための緑黄色野菜を、それぞれ一定量含むといった内容になりそうだ。
将来的には、糖尿病患者などを対象にした食事や、介護が必要な高齢者向けの食事でも同様の基準を作ることも検討する。
政府は6月に閣議決定した新成長戦略では、2020年までに国民の健康寿命を1歳以上延ばすことや、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)人口を08年度比25%減少を掲げている。
「健康寿命」は、病気や老化に伴う介護を必要とせず、日常的に自立した生活を行える寿命のこと。日本では2010年時点で、平均寿命が男性79.55歳、女性86.30歳に対し、健康寿命の平均は男性が70.42歳、女性は73.62歳となっている。
政府が「健康・医療戦略」案を発表 日本版NIH設立を前に医療改革
日本人の長寿を支える「健康な食事」のマークのデザイン(案)を募集します(厚生労働省 2014年7月28日)
第9回日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会(厚生労働省 2014年6月24日)
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