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2013年10月21日

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11月14日は世界糖尿病デー 糖尿病に対し一歩を踏み出そう

 世界糖尿病デーが、国際糖尿病連合(IDF)とIDFに加盟する組織が中心となり、11月14日に開催される。この日を中心に、世界のさまざまな場所でイベントが開催される。

 世界糖尿病デーは、糖尿病の脅威が世界的に拡大しているのを受け、世界規模で糖尿病に対する注意を喚起しようと、IDFと世界保健機関(WHO)によって1991年に開始され、2007年には国連の公式の日になった。

 11月14日は、1922年にチャールズ・ベストとともにインスリンを発見したフレデリック バンティングの誕生日にあたる。インスリンの発見により、糖尿病治療は飛躍的な進歩をとげた。

 2013年の世界糖尿病デーのテーマは「糖尿病教育と予防(Diabetes Education and Prevention)」。2009年から5年間続けられた共通テーマで、今年は最後の年にあたる。

「糖尿病に対し一歩を踏み出そう」キャンペーン
 国際糖尿病連合(IDF)によると、2012年現在の世界の糖尿病人口は3億7,100万人。IDFは世界糖尿病デーに合わせて、「糖尿病に対し一歩を踏み出そう(Take a Step for Diabetes)」というキャンペーンを実施し、世界中の個人や団体に参加を呼びかけている。

 キャンペーンは、糖尿病がもたらす脅威を社会全体で認知し、効果的で実際的な対策を開始し、糖尿病の治療を進歩させるのを促す目的で実施されている。糖尿病に関する活動やイベントを計画しインターネットで登録すると、その内容に合わせてステップが加算され、合計が積み重なっていくというプログラムになっている。

 世界各地から登録されたステップを合計し、メルボルンで12月に予定されているIDFの世界会議までに、世界の糖尿病人口である3億7,100万ステップに到達するのが目標だ。既に287人の個人と140の団体が参加し、10月15日現在で合計は3億4,500ステップを超えた。

 キャンペーンには誰でも参加でき、「世界糖尿病デーに関する発言をネットに投稿する」(200ステップ)、「30分の適度な運動を行う」(1000ステップ)といった個人が参加できるものから、「建物をシンボルカラーのブルーにライトアップする」(5,000ステップ)、「糖尿病教室を開催する」(5,000ステップ)、「世界糖尿病デーのイベントを開催し100人以上が参加」(10万ステップ)といった団体が参加できるものまで、さまざまな参加内容が用意されている。

  • ブラジルの糖尿病協会連合(FENAD)は、国内16ヵ所で糖尿病合併症の予防のためのキャンペーンを実施した。世界糖尿病デーには1,000ヵ所を目標に、無料の血糖やHbA1cの測定、糖尿病教室の開催を計画している(10万ステップ)。
  • 台湾では、台北糖尿病協会が中心となり台南市の代表的なモニュメントであるチーカンタワーを10月28日からブルーにライトアップする。集まった人々が一斉にインスリンペン型注射器のテストを行い、ギネス世界記録の登録を目指す(10万ステップ)。
  • 米国ではジョージア州では、糖尿病啓発財団が中心となり、ダンスとエアロビクスを組み合わせた「ズンバ」への参加を呼びかけるイベントが開催される。ズンバはサンバやサルサ、マンボなどの要素を含んでおり、個々の体力に合わせて踊ることができ、運動療法にも向いている(10万ステップ)。
 「糖尿病がもたらす脅威は世界中で拡大しています。いますぐ糖尿病に対し行動をはじめてください。世界糖尿病デーには、160以上国や地域の200を超える団体が参加し、糖尿病患者、その家族などが中心となり、糖尿病への認知を高める行動を世界規模で拡げています。あなたが新たな行動に踏み出すことが、世界中の糖尿病に関わる人々に勇気を与えます」と、IDF理事長のマイケル ハースト氏は話す。

次は...世界中で一斉に血糖自己測定、一斉に運動

[ Terahata ]

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