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2013年09月26日
食べ過ぎを防ぐ秘訣はお皿にあり 皿を変えれば食べ過ぎを防げる
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- 食事療法
3 テレビを見ながら食事をすると食べ過ぎにつながる
減量を望んでいる人にとって、まずやめたほうが良いのは「ながら食べ」だ。「考え事をしながら」、「テレビを見ながら」など、何かをしながら食べていると、自分がどれだけ食べているのか分からなくなる。人は食べることに集中していないと、気が散ってしまい、さらに多くを食べてしまう傾向がある。
研究チームは、18~53歳の被験者53人を対象に3日間のテストを行った。アニメ映画を見ながらスープによる食事をとってもらい、一口を5グラムに制限した場合と、15グラムに制限した場合とで比較した。3日目には、制限をしないで好きなように食べてもらった。
その結果、被験者はアニメ映画を見ながら食事をしているときは、スープの味に集中できなくなり、映画を見ていない場合よりも多くのスープを飲んだ。
さらには、一口を15グラムに制限した場合は、5グラムに制限した場合に比べ、飲んだスープの量は約30%も多かった。一口の量が多いほど、食事全体の摂取量は増えることも判明した。
「食事の量をコントロールするためには、自分が何をどれくらい食べているのか認識することが大切です。そのために、食事に集中し、少しずつ食べる習慣が有用です。一口ひとくちを楽しみながら食べられる食事が勧められます。同じ食品を大量に摂取するファストフードなどは、ダイエットにはあまり向いていません」と、研究者は述べている。
Small Plate Movement(コーネル大学食品ブランド研究所)
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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