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2013年02月07日
糖尿病腎症の寛解を目指した治療戦略
横浜市で1月に開催された第50回日本糖尿病学会関東甲信越地方会で、羽田勝計・旭川医科大学内科学講座病態代謝内科学分野教授が、「糖尿病腎症の病態と治療〜新たな展開〜」と題して講演した。早期診断と的確な治療を着実に実施することで、糖尿病腎症の寛解は可能だと強調している。
糖尿病腎症の管理・治療法は進歩している
糖尿病性腎症は慢性の高血糖状態が持続することにより引き起こされる細小血管障害のひとつで、臨床的には蛋白尿(初期には微量アルブミン尿)、腎機能障害、高血圧、浮腫などを呈し、最終的には腎不全に至る。
糖尿病性腎症は、1998年から透析療法導入原疾患の第1位となり、2011年には全透析療法導入者数の中で44.2%を占めるにいたっている。背景には、糖尿病患者数そのものの急増と、未治療または治療を中断し末期腎症に至ってから受診する患者が後を絶たないという状況がある。
一方で、糖尿病腎症の管理・治療法は進歩しており、医療機関継続受診例では患者の腎症発症・進行はかなり抑制されつつある。そして最近では、腎症の寛解(remission)さえ生じえることが報告されている。
早期診断に必要な検査を着実に実施することが重要
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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