ニュース
2010年11月17日
ウォーキング習慣は脳の健康にも良い よく歩く人は「年をとらない」
- キーワード
- 運動療法
適度な運動が脳の老化防止に役立つことが知られているが、どれだけ運動をすると効果があるかはよく分かっていない。週に約10キロメートル(6マイル)以上を歩くと、認知症や記憶力の低下を抑えられるという研究が、米国で発表された。
Physical activity predicts gray matter volume in late adulthood
Neurology October 19, 2010 vol.75 no.16 1415-1422
生活の中の身体活動
運動をすると、体のブドウ糖や脂肪酸の利用が促され、血糖が低下する。運動を習慣として続けると、インスリン抵抗性が改善する。新肺機能や運動能力の向上にもつながり、血糖コントロールを改善しやすくなる。
運動療法の指導では、ウォーキング、自転車エルゴメータ、ジョギング、水泳などの運動が勧められることが多いが、運動のためにまとまった時間がとれなくても、工夫をすれば毎日の生活の中で身体活動量を増やすことはできる。 糖尿病の運動を紹介している米国のビデオ
運動療法の指導では、ウォーキング、自転車エルゴメータ、ジョギング、水泳などの運動が勧められることが多いが、運動のためにまとまった時間がとれなくても、工夫をすれば毎日の生活の中で身体活動量を増やすことはできる。 糖尿病の運動を紹介している米国のビデオ
画面をクリックすると再生します
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
運動療法の関連記事
- 糖尿病の人のメンタルヘルスを改善 手軽にできる3つのストレス解消法 心と体をケア
- 夕方から夜のウォーキングが血糖値を下げる 糖尿病や肥満のある人に運動がおすすめ 睡眠も改善
- 暑い夏の水分補給 甘い飲み物を水に置き換えると糖尿病リスクは低下 食事改善にも役立つ「上手な水の飲み方」
- スマホで写真を撮ると食事改善がうまくいく 糖尿病の治療に活用 食事の振り返りができる
- 掃除や買い物などの家事も立派な運動? わずか20分の活動が糖尿病を改善 「座っている時間」を中断して体を動かす習慣を
- 楽しく歩きつづけるための「足のトリセツ検定」をスタート 糖尿病の人にとっても「足の健康」は大切
- 日本人がどれだけ運動・身体活動をしているかを調査 若年・中年・女性は運動不足が多い
- 糖尿病の人は細切れ時間に運動を 階段の上り下りが心筋梗塞や脳卒中のリスクを低下 エレベーターは寿命を短くする
- 糖尿病の人は「フレイル」のリスクが高い タンパク質を食べ筋肉を増やし対策 3つの質問でリスクが分かる
- 自然豊かな環境で運動すると糖尿病やうつ病のリスクが減少 緑の環境が運動を楽しくする