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ストップ糖尿病「糖尿病ビデオコンテスト」 米国で糖尿病月間
2010年10月22日

 米国糖尿病学会(ADA)は毎年11月を「米国糖尿病月間」と定め、「ストップ糖尿病(Stop Diabetes)」を合言葉に、大規模な糖尿病の啓発キャンペーンを展開している。糖尿病ついて啓発する「糖尿病ビデオコンテスト」の募集も広く行っており、これまでに多くのビデオが投稿された。
Stop Diabetes「糖尿病ビデオコンテスト」
一般から応募されたビデオ作品の例
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糖尿病を理解し、情報を共有しよう
 糖尿病のある米国人は、子供から大人まで約2400万人に上り、2型糖尿病を発症する危険性の高い予備群は5700万人とみられている。

 糖尿病は毎年23万人以上の死亡の原因となっており、糖尿病に関連する医療費の合計は1740億ドル(約14兆円)と見積もられている。糖尿病と診断されていな人や、妊娠糖尿病、糖尿病予備群のための医療費も含めると、2180億ドル(約18兆円)を超えるという。

 ADAでは「米国の数百万の生命を危険にさらす病気であり、医療や保健事業に関わる人たちだけでなく、広く一般の人々をとりこんで、社会全体で対策する必要がある」としている。

 昨年より開始された「ストップ糖尿病」キャンペーンでは、糖尿病について「共有し、行動し、学び、与える(share, act, learn and give)」ことが呼びかけている。キャンペーンを通じて、糖尿病への注意を促す啓発や、血糖値やHbA1cの検査が行われている。

 キャンペーンの検査を受けて「家族が高血糖」「友人が高血糖」と分かった数は、最初の年だけで100万人を超え、累計では154万2000人に上っている。

 「ストップ糖尿病」の今年のテーマは「糖尿病をストップするために、何をすれば良いか。未来はあなたの手の中に。(How will you Stop Diabetes? The future is in your hands.)」。

「糖尿病ビデオコンテスト」を実施
 キャンペーンの一環として、糖尿病のビデオコンテストが11月30日まで実施されている。世界中の患者が、デジカメや携帯電話、家庭用ビデオカメラで撮影した30秒間のビデオ作品が、「ストップ糖尿病」のホームページに投稿されている。これまでに応募されたビデオを見ることもできる。

 世界的に人気の高いロック・ミュージシャンであるブレット・マイケルズさんも、キャンペーンに協力している。マイケルズさんは6歳のときに1型糖尿病と診断され、生命を維持するためにインスリン注射が欠かせない。ADAの活動の柱となる「糖尿病の啓発活動」や「治療や予防のための調査研究」を支持し、これまで30万ドル(約2500万円)以上の寄付金を集めた実績がある。

 ミュージシャンとして絶大な人気をもつマイケルズさんは「1型糖尿病をもつ人は誰もが、この病気とともに生きるのは困難だと感じることがある。しかし、糖尿病との闘いに終止符を打つために広く注意を喚起することは、もっと重要かもしれない」と述べている。

ブレット・マイケルズさん
 「糖尿病はコントロールできる病気。定期的な検査を受け、糖尿病を早期発見し、治療を始めよう。そのためには、あなたの参加が必要だ。あなたの未来を明るくできるのは、あたな自身なのだから」とマイケルズさんは話す。

 テキサス州在住のチューズデイ・ロスさんは最近、2型糖尿病と診断された。「糖尿病によって私の人生は変わってしまった。でも、糖尿病によって私がコントロールされるのはご免よ」とロスさんは話す。

 ロスさんはADAの数百万人の会員の1人に加わった。「糖尿病を寿命を縮める危険のある病気。そのことを知っているから、私は糖尿病をコントロールする。自分で血糖値をはかり、どのような食事をして、運動をすれば良いのかも知っている。いつの日か糖尿病を完治できる日が来ればよいと思うけれど、その日まで私の闘いは続く」。

ストップ糖尿病(Stop Diabetes)
(画面をクリックすると再生を開始します)

During American Diabetes Month®, The Future of Diabetes is in Your Hands(米国糖尿病学会)
[ Terahata ]

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