ニュース
2010年08月03日
トクホ制度を見直し、許可後も報告を義務化 消費者庁
- キーワード
- 食事療法

特定保健用食品(トクホ)など健康食品の表示制度の見直しについて検討してきた消費者庁の検討会は7月28日、トクホの新たな規格基準の策定するとともに、表示許可を受けた企業側に安全性に関する情報収集や報告を義務づけ、必要に応じて表示 内容の変更を求めることを決めた。
11回にわたり開かれた「健康食品の表示に関する検討会」で検討されたのは、特定保健用食品(トクホ)を含む健康食品の広告や許可制度などのあり方の見直
健康食品による健康被害の未然防止と拡大防止に向けて
医師を対象とした健康食品に関する情報提供用パンフレット。
日本医師会や国立健康・栄養研究所などが作成。

日本医師会や国立健康・栄養研究所などが作成。
重視したのは、「特保の表示許可手続の透明化」と「許可後の科学的知見の収集」「保健
国がトクホの許可を出すときの審査について、これまでおおまかなルールのみ示されていたが、今後は審査の基準を明確に定め、企業に対してはトクホ許可後も安全性や効果に関わる情報を報告させることが必要とされる。
報告は最低年1回で、年内にも実施する見通し。実際の効能とずれがあったり、安全性に問題があれば、
また、いわゆる「健康食品」のなかには、消費者に誤解を与える広告や表示も数多くあることから、広告の監視を強めることを消費者庁に求めることになった。
第11回健康食品の表示に関する検討会(消費者庁)
「健康食品の表示に関する検討会」論点整理(案)
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
食事療法の関連記事
- [高血圧・肥満・喫煙・糖尿病]は日本人の寿命を縮める要因 4つがあると健康寿命が10年短縮
- ニンジンやカボチャが血糖値の上昇を抑制 糖尿病の人が食べたい野菜 どう食べると良い?
- 良い睡眠は糖尿病リスクを減らす 睡眠は「魔法の薬」 3つの方法で改善
- 糖質の多い甘い飲料が糖尿病や心臓病のリスクを上昇 高カロリーの飲み物を減らす2つの方法
- 糖尿病が認知症リスクを高める 野菜を食べている人は認知症リスクが低い 中年期の生活改善によりリスク低下
- 糖尿病の人は大腸がんリスクが高い 大腸がんは50歳未満の若い人でも増加 予防に役立つ3つの食品とは?
- 大豆を食べると糖尿病リスクが低下 心臓病や脳卒中も減少 大豆タンパクは腸内細菌にも良い
- 早い時間に食事をとると糖尿病リスクは減少 「何を食べるか」だけでなく「いつ食べるか」も重要
- 糖尿病ネットワーク【1年間に多く読まれたニュース トップ10】
- 年末年始は糖尿病の管理が難しい? 連休を上手に乗り切るための「8つのヒント」