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2009年04月21日
魚の料理教室で「魚離れ」をストップ 東京都
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- 食事療法
魚類は良質な蛋白質や脂肪、不飽和脂肪酸の一種であるn-3系脂肪酸を豊富に含んでいる。魚には健康を増進するうえでメリットが多い。若年を中心に進行している「魚離れ」に歯止めをかめようと、魚の「料理教室」が各地で開催される。
30年で魚の消費は25%低下、肉は2倍に増加
水産庁の調査によると、日本人が食べる魚の量はすべての年齢層で減少している。魚介の国民1人1年あたりの平均購入量は、1965年は約16kgだったが、2008年は約12kgに減少した。漁業生産量も1980年代には1万2000トンを超えていたが1990年代に入ると減少傾向に転じ、現在は半数以下の3000から5000トン台で推移している。
「水産業振興プラン(海編)」(東京都、2009年)