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2008年10月01日
低カロリーのアイス−嗜好食品や間食の悩みは多い
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1食80kcalのカロリーコントロールアイス
アイスは多くの人に好まれるデザートのひとつ。冷たくて甘いアイスを食べると心まで満足する。しかし、バニラアイス1食でおよそ280kcalと高カロリー。糖尿病患者にとってはなかなか手を出しにくいが、「たまには食べたい」という人は多い。
そこで「カロリーを気にかける人が安心して食べられるアイスを」と考え江崎グリコが開発したのが、1食80kcalのアイス「カロリーコントロールアイス」だ。砂糖をいっさい使わずに数種類の低カロリー甘味料を組み合わせ、通常の「ラクトアイス」(普通脂肪)に比べおよそ2分の1という80kcalを実現した。*
低カロリーであることで甘さやクリーミーな食感が犠牲にならないよう、東京医科大学八王子医療センターの管理栄養士の協力を得ながら研究を重ねた。ポイントとなったのは「砂糖を使用せず、低カロリーの甘味料を使うこと」「なめらかな食感を出すために豆腐を使うこと」「食物繊維入りでよりヘルシーにすること」。利用者の声を聞きながら、味の改良も毎年行っているという。
カロリーコントロールアイスの詳しい情報が公開されている。
* 五訂増補日本食品標準成分表 ラクトアイス(普通脂肪)と比較
間食をどれだけとっても良いのか
間食は基本的には食事の一部と考え、1日の指示エネルギー量の範囲内でとるのが適正とされる。間食として勧められるのは果物や牛乳など。注意しなければならないのは、こうした食品であっても安心できるわけではないことだ。
果物にはビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれるが果糖など炭水化物も含まれる。果糖はご飯やパンに含まれる複合糖に比べ吸収が早い。1日に150〜200g(80kcal)程度を食べることが勧められるが、内容や摂取量によっては高血糖をまねいたり、血糖コントロールを乱す原因になることもある。食後血糖値や中性脂肪が上がりやすい人は、特に糖度の高い果物、果物の缶詰、乾し果物などを食べるのを控えた方がよい。
また、牛乳はカルシウム、蛋白質、脂質、炭水化物、ミネラルなどが含まれる栄養価の高い食品だが、飽和脂肪酸も含まれる。動物性脂肪をとりすぎて脂質異常が起こると動脈硬化を促進するので、飲みすぎはやはり良くない。牛乳の成人の1日あたりの適量は180mL(120kcal)程度。
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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