ニュース
2008年04月09日
「閉塞性動脈硬化症」の自覚症状を感じても8割以上が放置
- キーワード
- 糖尿病合併症
足などの血管の動脈硬化が進行し、血管内径(血液が流れる部分)が狭くなり引き起こされる「閉塞性動脈硬化症(PAD)」が疑われる症状があっても、8割以上の人は医療機関を受診せずに放置していることが、アンケート調査でわかった。
この調査はジョンソン・エンド・ジョンソン メディカル カンパニーが先月発表したもの。同社は昨年12月、30〜60代の男女800人を対象に、閉塞性動脈硬化症(PAD)の認知度や症状がある場合の対処法を調べるため、インターネットによる「足に関する認識調査」を実施した。
閉塞性動脈硬化症(PAD)という病気
PADは脂質異常症、高血圧、肥満、糖尿病などの動脈硬化の危険因子がある人や、喫煙習慣がある人で発症リスクが高くなる。主な症状に「このページの記事はジョンソン・エンド・ジョンソンが3月18日付で発表したプレスリリースを元にしています。
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
糖尿病合併症の関連記事
- 「糖尿病とともに生活する人々の声をきく」開催報告を公開 医療従事者と患者が活発に対話 日本糖尿病学会
- 糖尿病の人は胃がんのリスクが高い どうすれば対策できる? 胃がんを予防するための6つの方法
- 掃除や買い物などの家事も立派な運動? わずか20分の活動が糖尿病を改善 「座っている時間」を中断して体を動かす習慣を
- ブルーベリーが腸内環境を健康にして糖尿病や肥満を改善 メントールから抗肥満・抗炎症の化合物
- 糖尿病の人は腎臓病のリスクが高い 腎臓を守るために何が必要? 「糖尿病・腎臓病アトラス」を公開
- 楽しく歩きつづけるための「足のトリセツ検定」をスタート 糖尿病の人にとっても「足の健康」は大切
- 緑茶を飲んでいる人は糖尿病リスクが低下 心臓病や脳卒中が減少 緑茶は歯周病の予防にも良い?
- 「糖尿病網膜症」は見逃しやすい 失明の原因に 手遅れになる前に発見し治療 国際糖尿病連合などが声明を発表
- 植物性食品が中心の食事スタイルが糖尿病リスクを低下 心臓血管病・がん・うつ病のリスクも減少
- なぜ男性は女性よりも糖尿病リスクが高い? メカニズムを解明 男性はインスリンの働きを高める対策が必要