ニュース
2007年04月01日
対話型ツールで2型糖尿病の発症を予測できる
- キーワード
- 糖尿病対策推進会議
海外の研究から
ドイツ栄養研究所(German Institute of Human Nutrition)の研究者らが、血液検査など侵襲的な方法をとらない場合でも、身体測定や食習慣などの生活様式をみることで2型糖尿病の発症リスクを知ることができるスコアの作成について公表した。
ドイツ栄養研究所(German Institute of Human Nutrition)の研究者らが、血液検査など侵襲的な方法をとらない場合でも、身体測定や食習慣などの生活様式をみることで2型糖尿病の発症リスクを知ることができるスコアの作成について公表し
「Diabetes Care」3月号に発表された研究チームの報告によると、この「ドイツ糖尿病リスクスコア(The German Diabetes Risk Score)」を使えば、2型糖尿病のある成人や予備群を、正確に見つけ出すことができることが確かめられたという。
ドイツ糖尿病リスクスコア |
Diabetes Care, 2007; 30: 510-515.
●詳しくは「Diabetes Care」のサイトへ(英文・要約)
日本の糖尿病への取組み
あなたには、以下の項目がいくつあてはまりますか?
□ 血糖が高いといわれたことがある □ 肥満気味である □ 高血圧といわれて、薬をのんでいる □ 糖尿病の親、兄弟・姉妹がいる □ 40歳以上である □ 外食が多い □ 野菜をあまり食べない □ あまり運動をしない □ 車に乗る機会が多い □ 妊娠時に尿から糖がでたといわれた 糖尿病対策推進会議「糖尿病に関するリーフレット」より
日本医師会ホームページ |
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
糖尿病対策推進会議の関連記事
- 糖尿病腎症を予防 自覚症状のない糖尿病 重症化を防ぐ取組みを紹介 厚労省が報告書
- 【山梨県】糖尿病腎症の重症化予防に本腰 糖尿病対策推進会議などと連携
- 「糖尿病性腎症の重症化予防」報告書 かかりつけ医との連携が不可欠
- 糖尿病のデータベース「J-DREAMS」 国立国際医療研究センターと日本糖尿病学会が共同で立ち上げ 全国的な糖尿病の調査研究事業
- 全国の糖尿病偏差値を公表 1位は新潟、ワースト1位は鹿児島 厚労省検討会
- 秋田県の糖尿病対策 県糖尿病療養指導士をスタート
- 自分の健康と病気がよく分かるポータルサイト 【奈良県】
- 医療費格差が1.6倍に (1) 地域の取り組みで医療費に差
- 医療費格差が1.6倍に (2) 受診と予防を促す地域の取組み
- 慢性疾患対策で糖尿病の発症と合併症を予防 厚労省が検討会