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2020年09月02日
サマーキャンプの1型糖尿病の子供たちを漫画に 「げんきの森日記」
- キーワード
- 1型糖尿病 インスリンポンプ/CGM
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1型糖尿病は、10歳未満の小児期に発症することが多く、幼い子供たちが命をつなぐためのインスリン注射や血糖測定といった自己管理にきちんと向き合えるようになるには、周りのサポートが不可欠だ
小児糖尿病サマーキャンプは、こうした1型糖尿病の子供たちを対象に、同じ病気を持つ友達や医療スタッフ、ボランティアの学生らとの集団生活を通して、糖尿病の知識や血糖管理を実践的に身につけることを目的に、毎年全国各地で開催されている。しかし、今年は新型コロナウイルス感染症の流行により、軒並み中止や延期を余儀なくされている。
そんな今夏、かくれた血糖値異常を知ることの大切さを伝える情報サイト「みつけた! かくれ血糖.jp」(運営:日本メドトロニック株式会社)で、サマーキャンプの子供たちの様子を描いた漫画コンテンツが公開された。キャンプを通して成長する子供たちの姿や、友人、家族、スタッフとの絆がきめ細かに描かれた作品になっている。
漫画の作者は、1型糖尿病の姉を持つ漫画家の山田 圭子さん。今回の作品もお姉さんの実体験が参考になっているという。「今年は世界中のキャンプが中止となり、悔しさを『げんきの森日記』にぶつけました」「来年キャンプが再開し、きらめく経験をこども達が得る日がやってくることを心から祈っております 」と本作品への思いを語っている。
この漫画が、キャンプに参加するきっかけになれば。
また、監修には糖尿病専門医である川村 智行 氏(大阪市立大学大学院医学研究科 発達小児医学)があたった。「キャンプでは年齢の異なる1型糖尿病のこども達が数日間ともに生活し学び合いかけがえのない仲間に出会います。参加するこども達だけでなく、子供たちを送り出す家族や指導する医療従事者も成長することができます」と川村氏。「この漫画を読んで、キャンプで得られる体験のすばらしさを多くの方に知っていただきたいと思います。これまで参加したことがない子供たちも参加するきっかけになることを願っています」
サマーキャンプに初めて参加することになった、小学5年生の主人公、烏丸かこちゃんに、この後どんな体験が!?
※「げんきの森日記」は、日本語のほか英語、フランス語、韓国語、中国語の5カ国語で公開中
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