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2015年08月21日
インスリンカートリッジ製剤とペン型注入器の誤った組合せに注意
- キーワード
- 医薬品/インスリン
糖尿病患者がインスリンを自己注射する際、カートリッジ製剤とペン型注入器を、誤って他社製品と組み合わせて使用し、低血糖や高血糖などの副作用が生じた事例が多数報告されている。関連する製薬メーカーは医療従事者に対し、適切な使用を患者に指導するよう求めている。
誤装着による高血糖や低血糖などが多数報告

誤用の報告事例によると、サノフィのペン型注射器「イタンゴ」に持効型溶解のカートリッジ製剤「ランタス注カート」を本来装着すべきところを、患者が誤って日本イーライリリーの超速効型カートリッジ製剤「ヒューマログ注カート」を装着して使用したため、低血糖や高血糖といった副作用が生じた。
別の事例では、日本イーライリリーのペン型注入器「ヒューマペンラグジュラ」に「ヒューマログ注カート」を装着すべきところ、患者が誤ってサノフィの「ランタス注カート」を装着し、低血糖が発現した。
これらの事例をふまえ、両社は「異なるメーカーの複数のインスリン カートリッジ製剤やインスリン ペン型注入器を使用する患者では、誤装着を起こす可能性が高い」と指摘。患者が誤って装着しないよう、十分な指導が必要としている。
両社は医療機関へ向け、装着時および投与前に、必ずカートリッジ製剤の薬剤名を確認するよう、患者への指導を呼びかけている。
○サノフィ製品に関する問合せ先
「オプチコール24」(糖尿病関連医療機器サポートダイアル)
電話番号 0120-49-7010(365日24時間対応)
「オプチコール24」(糖尿病関連医療機器サポートダイアル)
電話番号 0120-49-7010(365日24時間対応)
○日本イーライリリー製品に関する問合せ先
「リリーアンサーズ」(医療情報問合せ窓口)
医療関係者向け
電話番号 0120-360-605(月〜金 8:45〜17:30)
一般の方・患者向け
電話番号 0120-245-970(月〜土 8:45〜22:00)
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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