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2015年06月17日

「5つの習慣」でがんリスクをチェックできる健診ツール がんセンター

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糖尿病合併症
 国立がん研究センター がん予防・検診研究センターは、今後10年にがんに罹るリスクをウェブで自己チェックできる健診ツール「5つの健康習慣によるがんリスクチェック」の公開を開始した。
今後10年でがんを発症する危険度をウェブでチェック
 「5つの健康習慣によるがんリスクチェック」は、がんとの関係が深い健康習慣――(1)喫煙、(2)飲酒、(3)食事(塩分)、(4)運動、(5)肥満度(BMI)についての質問に答えると、今後10年でがんにかかる危険度が分かるウェブサービス。利用対象は45~74歳とされている。

 診断結果が画面では、実施できている健康習慣を表示。今後10年でがんになる危険度を、5つの健康習慣を実施した場合と、実施しなかった場合とに分けて表示する。

 5つすべてを実践するのが理想だが、そうでない場合でも、どの組み合わせが効果的ながん予防をもたらすのかが分かるようになっている。

 チェック後には、実践できていない健康習慣を実施した場合、どのくらいがんリスクが下がるかを表示する「改善シミュレーション」や、アドバイスをみることができる。

 国立がん研究センターなどは、10万人の日本人を追跡調査する多目的コホート研究「JPHC研究」を20年間にわたり実施している。それらの研究成果をもとに「がんと循環器の病気」「大腸がん」「脳卒中」のリスクチェックを作成し、「日本人のためのがん予防法」を提言している。

 同センターが提言する「5つの健康習慣」は次の通り――

(1)喫煙習慣:非喫煙
 喫煙は多くのがんの発生リスクを上げ、がん以外の重大な疾患のリスクも高める。非喫煙状態と同等までがんリスクを低下させるために、20年以上の禁煙が必要だ。

(2)飲酒習慣:節酒
 飲酒量を、エタノール量に換算し週に150g未満に抑えるのが理想的。日本酒1合はエタノール量に換算して23g、日本酒を1合、毎日飲むと1週間で摂取するエタノール量は161gになる。

(3)食習慣(塩分):塩蔵品を控える
 塩分のとり過ぎにより、高血圧などの重大な疾患が引き起こされる。がん予防の観点から、特に塩分の高い塩蔵品(たらこ、すじこなど)の摂取を1週間に1回未満に抑えるのが望ましい。

(4)運動習慣:活発な身体活動
 がんリスクを下げる身体活動量は、1日あたり男性が37.5メッツ・時以上、女性が31.9メッツ・時以上。  「筋肉労働や激しいスポーツを1時間以上+座位を8時間以上+"歩く、立つ"の状態を1時間未満+それ以外の睡眠など」を行うと、1日の身体活動量は37.5メッツ・時(エクササイズ)に相当する。

(5)適正な体重コントロール
 適正なBMI(肥満度)の範囲は男性21以上~27未満、女性19以上~25未満。この範囲に収まるように体重を管理する。

5つの健康習慣によるがんリスクチェック(国立がん研究センター がん予防・検診研究センター予防研究グループ)
がんリスクチェック(国立がん研究センター がん予防・検診研究センター予防研究グループ)
日本人のためのがん予防法(研究者向け・医療従事者向け)

[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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