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2014年11月17日

2014年エクアドルの糖尿病サマーキャンプ報告 国際糖尿病支援基金

キーワード
1型糖尿病
 南米エクアドルで小児糖尿病患者さんを支援するFundacion Vivir con Diabetes(FUVIDA)(エクアドル)では、7月31日から8月4日にかけて糖尿病患者のサマーキャンプを開催しました。オーストラリアで途上国の糖尿病患者さんを支援する、インスリン・フォー・ライフ(IFL)(オーストラリア)のニール・ドナラン氏より、2014年糖尿病サマーキャンプのレポートが届きましたので、ご紹介します。
 国際糖尿病支援基金は、この活動の趣旨に賛同し、インスリン・フォー・ライフ(IFL)を通じてFUVIDAを支援しています
2014年FUVIDA糖尿病サマーキャンプの報告

 南米エクアドルで糖尿病患者さんを支援するFundacion Vivir Con Diabetes(FUVIDA、代表:アラセリー・バスルト・カルデロン医師)では、糖尿病に関する治療や合併症予防などについて、適切な知識をもってもらうことを目的に、毎年糖尿病のサマーキャンプを開催しています。

 2014年のFUVIDA糖尿病サマーキャンプは、7月30日から8月3日に行われ、エクアドルのビンセスから約1.5?のところにある、パルケ・エル セニョール デ ロス カバージョスで開催しました。FUVIDA本部があるグアヤキル市からは北へ車で約2時間のところにあります。 ここでは過去に2度、2011年の3月と7月に糖尿病サマーキャンプを開催しています。

サマーキャンプでは

 今回のサマーキャンプでは、経済的に恵まれない家庭の3歳から20歳までの糖尿病の子供達70名と、医療従事者等31名、計101名が参加しました。糖尿病の子供達のうち、24名はそれぞれマナビ地区、西海岸のポルトビエホ地区とマンタ地区から、その他の子供達はグアヤキル市以外にオロ地区、リオス地区などから集まりました。

FUVIDA糖尿病サマーキャンプ「Doluces Amigos 2013」より

 子供達は年齢別に8つのグループに分けられ、4名の指導者が割り当てられました。 指導者には看護師、医師、研修を受けた糖尿病教育者(エデュケーター)と医学生から構成され、彼らは参加した子供達やその家族に糖尿病とどのように向き合い、そして自己管理や治療について考える役割を与えられました。

 サマーキャンプ中は、例年通り昼間は2時間毎、夜間帯は4時間毎に血糖値測定が行われました。今回もインスリン・フォー・ライフ(IFL)(オーストラリア)は、このキャンプ中に必要なインスリン、血糖値測定器、テストチップ、ランセット、ランセット付属品、ペン型注射器、シリンジ型注射器、保冷パック、グルコース錠剤を寄付しました。

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 国際糖尿病支援基金は、インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリアを通じて、2008年よりFUVIDAの活動を支援しています。

 FUVIDAの活動にご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。

 御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。

振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口
※通信欄へ「FUVIDA支援」とお書き頂きますようお願い致します。

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[ DM-NET ]
日本医療・健康情報研究所

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