ニュース
2014年10月17日
歩数に応じて商品券が当たる「よこはまウォーキングポイント事業」
- キーワード
- 運動療法
横浜市は40歳以上の市民を対象に、健康機器メーカーなどと共同で行う「よこはまウォーキングポイント事業」を開始した。
事業では、40歳以上の市民を対象に、市が独自に開発した歩数計を無料提供する(送料のみ参加者負担)。参加者は市内の商店街約1,000店舗に設置される専用リーダーに歩数計をかざすことでポイントを獲得できる。
ポイントに応じて抽選で3,000円相当の、協力店舗限定で使える商品券などのプレゼントが3ヵ月に1回当たる仕組みだ。
ウォーキングへの取り組みを励ます工夫も凝らしてあり、参加者はパソコンやスマートフォンで自分の歩数や、全参加者の中での順位を知ることができる。

「よこはまウォーキングポイント」は横浜市、凸版印刷、オムロン ヘルスケアの共同事業だ。事業を進めるにあたって民間企業から提案やアイデアを募集したところ、凸版印刷とオムロン ヘルスケアからの共同提案を受け、協議の末に凸版印刷が代表提案者となり、この企画を実現することになった。
市健康福祉局は「大都市は人口が多く活力がある一方で、高齢化が進むスピードが速い。市民1人ひとりがポテンシャルを発揮するためには、健康増進に取り組める機会を提供することが重要となる。仲間づくりや、地域のつながりづくりを促し、健康寿命日本一を目指す」としている。
厚生労働省研究班(主任研究者:橋本修二・藤田保健衛生大教授)がまとめた「健康寿命」の20大都市別データによると、横浜市民の健康寿命は、男性では70.93歳で全国6位、女性では74.14歳で全国5位だった。
元気に歩ける体づくりを目指すトレーニング ハマトレ
よこはまウォーキングポイント事業(横浜市)
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
運動療法の関連記事
- 運動と健康的な食事の組み合わせで効果は最大に 内臓脂肪が減り転倒も防止 女性にも運動が必要
- ウォーキングなどの運動で糖尿病リスクを減少 余暇時間の運動が寿命を4.5年延ばす 仕事の後は体を動かす習慣を
- ウォーキングなどの運動で糖尿病など19種類の疾患のリスクを減少 わずか5分の運動で認知症も予防
- ウォーキングなどの運動は糖尿病の人に良い 運動で食欲も抑えられる 認知症の予防にもつながる
- 糖尿病の人に「不規則な生活」はなぜNG? 体内時計が乱れるとインスリン作用が低下 どうすれば改善できる?
- ラジオ体操などにより要介護や認知症のリスクが低下 体操は取り組みやすく続けやすい
- [高血圧・肥満・喫煙・糖尿病]は日本人の寿命を縮める要因 4つがあると健康寿命が10年短縮
- 良い睡眠は糖尿病リスクを減らす 睡眠は「魔法の薬」 3つの方法で改善
- 座っている時間が糖尿病や肥満のリスクを上昇 わずか10分間の運動で血管が健康に 睡眠も改善
- 少し食べすぎただけで糖尿病? ストレスが糖尿病や肥満の原因に ウォーキングなどの運動でストレスを解消